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出版社内容情報
岡倉天心が自らの理想を掲げた日本美術院。百年にわたる院展史と大観、観山をはじめ同人たちの作品やエピソードを紹介。
内容説明
岡倉天心の理想のもと、志ある画家たちが苦しみ励んだ―「新しい日本画」創造100年の航跡。150点の名画と歴代同人85名の“人と作品”をすべて紹介!!明治31年(1898)の創立以来100年、岡倉天心の精神をバックボーンにして、常に日本画壇をリードしてきた日本美術院。その苦難と栄光に満ちた歴史を、数多くの優れた同人たちの作品(約150点)と、折々の記録写真や新取材写真を織りまぜてひもとく。「落選の神様」とまでいわれた文化勲章画家・片岡球子、幼児期の火傷で不自由な両手に筆をはさんで描く、「合掌描法」で名作を生んだ中村貞以など、心暖まるエピソードもいっぱい。
目次
序 日本美術精華―重要文化財になった作品の数々
1章 岡倉天心のもとに―日本美術院の創立
2章 天心の死と日本美術院の再興
3章 新しき昭和の風
4章 終戦、廃墟のなかからの再出発
5章 未来へ豊かに流れる日本美術院の血脈