出版社内容情報
イタリア・ルネサンスの三大巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラフ ァエロ、ミケランジェロの代表作256点を中心に構成(レオナルド 63点、ラファエロ75点、ミケランジェロ118点)。 とくに修 復なったシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ作品は天井画51点、 祭壇画6点の鮮明カラーを収録。他、建築、工芸作品も掲載、盛期ル ネサンスの全貌を集大成。
久保 尋二[クボ ジンジ]
著・文・その他
田中 英道[タナカ ヒデミチ]
著・文・その他
内容説明
イタリア・ルネサンスを代表する三大巨匠レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ。レオナルド63点、ラファエロ75点の代表作、ミケランジェロ作品は修復なったヴァティカン・システィーナ礼拝堂天井画・祭壇画を含め118点を収録。工芸作品、建築をあわせ、盛期イタリア・ルネサンスの全貌を紹介。
目次
第1章 万能人レオナルド・ダ・ヴィンチ
第2章 ミケランジェロ・ブオナローティ
第3章 ラファエロ・サンツィオ
第4章 16世紀初期のフィレンツェ美術
第5章 建築
第6章 イタリア・ルネサンスの装飾美術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
310
この巻は、まさにルネサンスの精髄ともいうべき3人の大芸術家をとりあげる。いうまでもなく、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、そしてラファエロである。宇宙の暗合が奇跡的に揃って、彼らが同時代に、しかも同じフィレンツェに、そしてローマに会したのだろうか。私は以前はルネサンスを代表する芸術家をしいて1人挙げるとすれば、迷わずダ・ヴィンチを選んでいた。それが、このところはミケランジェロに傾きつつある。システィーナ礼拝堂をはじめとした絵画、サン=ピエトロ、ドゥオモ(フィレンツェ)、ロンダーニの3つの「ピエタ」。さらには⇒2023/08/26
KAZOO
100
これはイタリア・ルネサンスの2冊目で、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロと3人の天才の業績が中心に掲載されています。やはり素晴らしい傑作ぞろいです。建築家としてのミケランジェロという章もあり、かなり堪能できました。濃密度がほかの巻と異なっています。2017/01/23
kaz
1
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、16世紀初期のフィレンツェ美術、建築、イタリア・ルネサンスの装飾美術を紹介。ダ・ヴィンチはもともと残っているものが少ないだけに、類書で見かけたものが多い。ミケランジェロは、彫刻にしても絵画にしても裸婦と他のテーマとのギャップが激しい。男性の身体に乳房らしきものを2つ乗せただけのように見える。女性でも、裸婦でなければさほどではないのに、不思議。ラファエロは、あまり好きな画家ではないが、パラパラ眺めている分には良い癒しになるような気がする。2021/01/14
へんかんへん
1
西洋美術史で有名な三人、ミケランジェロ、ダヴィンチ、ラファエロ2014/09/30