出版社内容情報
土門拳、不朽の名作「古寺巡礼」新装版。 日本を代表する写真家、土門拳のライフ・ワーク「古寺巡礼」……新装版として登場。日本美へのあくなき探求をつづけた土門拳のカメラ・アイが鋭く迫る、古代文化の源流。法隆寺と斑鳩の古寺、飛鳥の里と石造物、そして薬師寺……。 日本文化の原点に迫る土門拳の眼は、古代の息吹をいまによみがえらせます。数多くのエピソードに彩られた土門拳の評伝、わかりやすい古寺ガイドを併載。
日本を代表する写真家、土門拳のライフ・ワーク「古寺巡礼」……新装版として登場。日本美へのあくなき探求をつづけた土門拳のカメラ・アイが鋭く迫る、古代文化の源流。法隆寺と斑鳩の古寺、飛鳥の里と石造物、そして薬師寺……。日本文化の原点に迫る土門拳の眼は、古代の息吹をいまによみがえらせます。数多くのエピソードに彩られた土門拳の評伝、わかりやすい古寺ガイドを併載。
内容説明
ライフ・ワーク「古寺巡礼」が、初めてのハンディサイズに。昭和14年から35年間かけて撮影した膨大な作品群から精選。仏像、建築に肉迫する土門拳のカメラ・アイの魅力を満載。各寺社別に写真とエッセイで構成、土門美学の神髄に迫る。土門拳の撮影哲学、古美術への深い造詣を物語るエッセイ。寺社の歴史、見どころを紹介する「古寺巡礼ガイド」を併載。誕生から現在までのエピソードを盛りこんだ「評伝」を収録。
目次
法隆寺と斑鳩
飛鳥から二上山へ
薬師寺
ぼくの古寺巡礼
土門師の愛すべき人柄
評伝・土門拳―ふる里から写真師までの道
古寺巡礼ガイド
大和(1)関連地図
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NORI
11
森谷修写真展『み熊野の』を観たあと、土門拳さんの写真集を見掛けたので読んでみました。 法隆寺や法起寺の仏像を撮影時のエピソードを交えて解説されていて面白い内容でした。2022/10/22
yk
3
いい写真だなー。昔僕は写真って、ただ事実を写してるだけなんだから、実際に見る以上のものはないと思っていた。でも土門拳の写真を見てその考えは変わりました。僕が見ていた世界とは違う仏像が見れてうれしい。2019/09/12
はと
1
父が図書館から借りてきていたので、ちょっと拝借。写真と解説、撮影の時のエピソードなど。解説は、この方の知識の深さがうかがわれる内容でおもしろかった。和辻哲郎の元祖「古寺巡礼」も読んでみたくなった。2013/04/27