太陽系大地図

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  • サイズ A4判/ページ数 240p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784095260792
  • NDC分類 444
  • Cコード C0644

出版社内容情報

2009年はガリレオが初めて天体望遠鏡を使ってから400年の世界天文年。
記念すべき年に誕生する本書は、最新の情報満載の一般向け地図帳です。惑星はもちろん、冥王星などの準惑星から、衛星、小惑星、外縁天体までを地図の視点でまとめています。
数十万の天体の大家族 「太陽系」の地図地名情報を網羅した、世界初の地図帳誕生!

本書の5大特色
□ 惑星、衛星などを地図の視点でまとめた世界初の太陽系地図帳
□ 最近の惑星探査の成果をわかりやすく掲載
□ 惑星の地形を地球と比較してわかりやすく解説
□ 「ムラサキ(紫式部)」「ゲンジ(光源氏)」etc. ロマンあふれる太陽系の地名の数々を紹介
□ 各天体の最新のデータ集を収録

渡部 潤一[ワタナベ ジュンイチ]
著・文・その他

布施 哲治[フセ テツハル]
著・文・その他

石橋 之宏[イシバシ ユキヒロ]
著・文・その他

片山真人[カタヤママサト]
著・文・その他

矢野 創[ヤノハジメ]
著・文・その他

内容説明

人類は太陽系の地図帳を持つ時代になった。岩石惑星の地図、衛星や小天体の地図、約170個の衛星の姿・大きさ・位置・軌道図など、太陽系の最新の地図情報を集約した、初の太陽系地図帳。

目次

1 太陽系の地図帳(太陽系;太陽;水星;金星;地球と月;火星系;小惑星;木星系;土星系;天王星系;海王星系;太陽系外縁天体;彗星)
2 太陽系天体の解説

著者等紹介

渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年、福島県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。東京大学東京天文台を経て、現在、国立天文台天文情報センター長、准教授。総合研究大学院大学准教授。理学博士。流星、彗星など太陽系小天体の観測的研究のかたわら、最新の天文学の成果をメディア出演、執筆などをとおしてやさしく伝える広報活動でも活躍。また、2006年、国際天文学連合(IAU)「惑星定義委員会」の委員のひとりとして、冥王星を惑星から除外する決定に参画

布施哲治[フセテツハル]
1970年、神奈川県生まれ。1999年、総合研究大学院大学修了。理学博士。同年より国立天文台ハワイ観測所広報担当研究員。平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞・理解増進部門)を受ける。専門は太陽系天文学、特に彗星や小惑星、外縁天体などの太陽系小天体や、準惑星や衛星

石橋之宏[イシバシユキヒロ]
1971年、千葉県生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。専門は太陽系天文学、惑星科学。宇宙科学研究所にて「はやぶさ」等の惑星探査計画に参加し、観測機器の設計や太陽系小天体の観測研究を行う。月や惑星の外圏大気の観測研究にも従事した。近年は宇宙科学等、先端科学技術分野における研究と人々とをつなぐ活動に力を入れており、「月・惑星探査計画」(日本科学未来館常設展示)の企画制作などを行う

片山真人[カタヤママサト]
1971年、新潟県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。現在、国立天文台天文情報センター暦計算室長、助教。天体暦計算を中心に、『理科年表』(丸善)等、暦に関する情報の提供を精力的に行っている

矢野創[ヤノハジメ]
1967年、東京都生まれ。イギリス・ケント大学大学院宇宙科学科修了。理学博士。JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究本部助教。専門は太陽系科学、宇宙環境科学。探査機「はやぶさ」では試料採取機構を開発。2005年には小惑星イトカワへのタッチダウン運用を担当した。現在の研究テーマは、始源天体探査プログラムとしての「はやぶさ」後継機計画の企画立案と試料採取機構の開発など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

21
「太陽系大地図」の名の通り見ごたえたっぷりの図鑑です。彗星の軌道のページに大興奮!今夜は水星への旅に出るとしよう。文学芸術好きには堪らないクレーターの名の数々。君が宇宙の深淵を思い描くその時間、私はチャイコフスキーを聴きながら芭蕉の歌のように惑星間を漂い訪れ宇宙の歌を読み上げよう。ダリのいたずらっ子な微笑みを真似して、トルストイに笑顔を届けよう。アントジニア稜線を越え漱石クレーターから私が伝えるのは「月が綺麗ですね」と君に手紙を。私からベピコロンボの旅へ送るメッセージ。返歌をお待ち申し上げます。2017/02/18

ふぁるこん

4
ワクワク!2013/01/27

ピヨコ

3
とっても詳しい内容。   金星の表面の地図とかかなり興味深かった。2009/09/29

いちはじめ

3
最新の天文学データに基づく知見を地図仕立てにした面白い企画。とはいえ、一番の収穫は、太陽系についてまだまだ判ってないことの方が多いことがよく判ることかも。2009/08/17

いっと

2
これは本当に面白かった。一枚一枚めくるたびにワクワクするんだよ2012/05/09

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