出版社内容情報
人をほめる言葉・けなす言葉を対象別に紹介
人をほめることば、けなすことばを「サラリーマン」「医者」「妻」「夫」といった対象別に紹介。各語に添えた文学作品や国会議事録などの実例から、ことばの達人たちの「ほめる・けなす」のテクニックを盗むことができます。本書を読めば、(1)「ものは言いよう」を実践することによって、顧客、上司、同僚とのコミュニケーションが円滑になる。(2)文飾の技術が発達し、レポート、論文などで、実力以上の成績をおさめることができる。(3)的確なことばで感情を吐き出すことによって、ストレスを取り除くことができる。(4)家族、恋人、友人をどのようにほめるべきかがわかり、私生活のトラブルを予防することができる。まさに至れり尽くせりの頼りになる1冊です。
内容説明
ほめることば・けなすことば「サラリーマン」「妻」「夫」といった対象別に紹介。ことばの達人たちの実例から、「ほめる・けなす」のテクニックも学べます。
目次
職業編(サラリーマンをほめる;サラリーマンをけなす;医者をほめる ほか)
身近な人編(夫婦をほめる;夫婦をけなす;妻をほめる ほか)
容姿編(衣服に気を使う人をほめる;衣服に気を使う人をけなす;性的魅力のある人をほめる ほか)
著者等紹介
長野伸江[ナガノノブエ]
フリーライター。1967年新潟県生まれ。早稲田大学法学部卒。放送局勤務、編集プロダクションを経て独立。日本史に関する出版物を中心に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃり
1
図書館で目が合って読んでみた。簡潔で解りやすく、とても興味深い。手元に欲しい1冊。2015/07/29
ももいろ☆モンゴリラン
1
こういう言葉を日常的に使えるようになったら超かっけえ(ボキャ貧)2015/07/19
もくもく
1
「サラリーマンをほめる」「サラリーマンをけなす」「医者をほめる」「医者をけなす」「役人をほめる」「役人をけなす」「学者を・・・」「夫婦を・・・」「妻を・・・」「夫を・・・」といった具合で、ほめ言葉(賞賛語)&けなし言葉(罵倒語)を用例までそえて並べています。 失礼ながら、トイレに置いて少しずつ読んで・・・・堪能いたしました。 (^_^) 同じ作者の『悪態・罵倒語』だけを並べた新書も発見、こちらも面白かったです。2012/09/07
猫耳
1
表紙のドリーさん(フジモトマサルさん画)のかわいさにつられたのと、ほめことばのバリエーションを知りたくて読んでみました。「ぶす」の由来はトリカブトの根(毒薬)・付子【ぶす】が由来なんだとか。『ほめ言葉』『けなし言葉』を文献を用いて紹介しているのも興味深いです。顔の美しい男性は、「いい男」「ハンサム」「端正」と色々な表現があるけれど、中々口に出しては言わないですね。結局けなしことばの方がインパクトがあって面白いかも(笑)2012/07/08
左脳
1
「ほめる」と「けなす」という、極々シンプルな評価軸。その中に、これだけのグラデーションを描いて見せるとは!こういうのを芸というのだろう。2010/06/21