小学館DVD book
小津安二郎名作映画集10+10〈02〉晩春+大人の見る繪本 生れてはみたけれど

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  • サイズ A5判/ページ数 32p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784094804126
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0874

出版社内容情報

映画・晩春、生れてはみたけれど

「晩春」は、婚期を逸しかけた娘を心配する父親(笠智衆)と、自分が嫁いだあとの父の行く末を案じる娘(原節子)の思いを描く物語。昭和24年度キネマ旬報ベスト・テン第1位になり、小津作品のなかでも名作として知られています。ヒロインである原節子が初めて小津作品に出演し、鮮烈な印象を与えました。
「生れてはみたけれど」は、昭和7年に作られたサイレント(無声)映画の傑作です。会社での役職の差から生じるサラリーマン社会の悲哀を、子どもたちの目を通して軽妙に描きだしています。
解説本の2大インタビューでは、大林宣彦監督が小津映画の見どころを語り、小津の弟・信三氏夫人の小津ハマさんが思い出を披露します。出演者・ロケ地(鎌倉、茅ヶ崎、京都)紹介も充実。

内容説明

『晩春』―婚期を逸しかけた娘を心配する父親と、自分が嫁いだあとの独り身の父の行く末を案じる娘の思いを描く。娘の縁談と、残された親の孤独という、戦後の小津作品で繰りかえされるテーマを確立した記念碑的作品。原節子がヒロインの紀子役として初めて小津作品に出演した。『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』―子どもの視線を通し、尊敬する父親が会社での上下関係を前に、なぜ卑屈になるのかという大まじめな問題を軽妙に描いた無声映画の傑作。

目次

連載 現役映画人が語る小津映画の見どころ 第2回 大林宣彦(映画作家)―「断念」が生んだ小津さんの映画
ロケ地探訪―北鎌倉駅・鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)ほか
インタビュー 思い出の小津安二郎 第2回 小津ハマ―安二郎が見せた家族への深い愛情
連載 「小津調」とは何か?第2回 小道具へのこだわり
連載 小津安二郎・断想 第2回 「大人」の教科書(内田樹)
出演者紹介 名優クローズアップ 笠智衆
連載 フランスで愛されるOZU第2回 ものの存在、まなざしの力(ジャン=ミシェル・フロドン)
連載 小津安二郎物語第2回 念願の映画界へ

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