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内容説明
神族の主神ヴォータンは、指環奪取の望みを人間との間に生まれた双子の兄に託し、いよいよ指環をめぐる物語は人間界に舞台を移す。そこに天上のワルキューレ(戦の乙女)であるブリュンヒルデが関わるが、ヴォータンの命令に背き、炎に包まれた岩山に閉じ込められてしまう。
目次
愛の主題が明らかになる『ワルキューレ』
ワーグナーのオペラ作品
登場人物関係図/おもな示導動機
『ワルキューレ』―あらすじと聴きどころ
連載 池辺晋一郎の空想インタヴュー(22)
『指環』の不思議Q&A
バイロイト音楽祭へ行こう2
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新平
4
DVD2枚付き。ワルキューレの騎行っつうぐらいだから、やっぱ馬に乗って来るんだと期待してたら、アジャ・コングみたいなのが階段降りてきた。ホヨトーホ! オペラ好きの人っていうのは聴覚刺激を脳内で理想の映像に変換できるんだろうね。ハイアハー!正当な演出のも観てみたいというか、ハリウッドが3Dで作ってくんないかね。2016/02/28
えふのらん
2
バレンボイム指揮、クプファー演出のワルキューレ。騎行場面の演出が遺体安置所にミイラを運ぶワルキューレ(元々ヴァルハラに運ぶ遺体の検視官のような役割なので読替自体は妥当だろう)とシェロー版(血まみれの死体を運ぶver)の解釈を土台にしたものなので多少難解だが、その他はコミカルかつシンプルで楽しい。 ヴィーラント風の荒れ果てた平地に立つダブルスーツのフンディング、彼に強制結婚させられた妹であり恋人のジークリンデをさらう野戦服姿のジグムント、2016/07/06