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出版社内容情報
林望の作詩に作曲家・伊藤康英が曲を付けた、日本の歌曲に新たな一ページをしるす画期的な楽曲集。詩、歌曲誕生までのとっておきのエッセイ、今すぐ歌える楽譜を掲載した本に、歌曲を収めたCDが付いたCDブックです。
サンドイッチ用のパンに、こしあんとマヨネーズを挟んで食べる「あんこまパン」。その作り方をしるしたリンボウ先生のレシピが、ある日突然歌曲になった。 話はここから始まる。 この勇猛果敢な作曲家の名は伊藤康英。意気投合した林、伊藤の両氏は画期的な日本の歌曲を作ろうと協力し合い、一年後、演奏時間54分08秒の三部からなる歌曲集を作り上げた。その作品を収めたCDに、リンボウ先生の詩、歌曲誕生までのとっておきのエッセイ、また歌心ある人に役立つ楽譜を収録した盛り沢山の本をセットにして、まとめたのがこのCDブックである。 CDは、四季を織り込んだ「子どもたちのための歌曲集『めぐる季節に』」、男女のこまやかな恋愛模様を描いた「歌曲集『行け、わが想い』」、そして、こんな歌が世の中にあったのかぁと思わせる「歌曲『あんこまパン』」の三部からなり、子どもから大人までが楽しめる構成になっている。 日本の歌曲史上画期的な作品が、CDで聴いて楽しめ、楽譜を見ながら演奏し歌うことができ、エッセイで歌曲の成立の謎が読める、一冊で三度おいしいCDブックである。
目次
子どもたちのための歌曲集『めぐる季節に』
歌曲『あんこまパン』
歌曲集『行け、わが想い』
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