小学館文庫プレジデントセレクト<br> 立川談志を聴け

個数:

小学館文庫プレジデントセレクト
立川談志を聴け

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月21日 08時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094700176
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0195

出版社内容情報

立川談志はこんなにも素敵な落語家だった!

昭和五十年代、料理評論家以前に落語評論家として活躍していた著者は、談志の「文七元結」に衝撃を受ける。
金をやろうかやるまいか逡巡する長兵衛に江戸っぽさを超えた人間そのものの姿を見たからだ。その驚きを当時連載の朝日新聞「寄席だより」に書いたことがきっかけで談志と会う機会を得た。
「談志師匠は(中略)楽屋で畳に座っていた。僕が立って入っていくと、畳に頭をすりつるようにしてお辞儀をしたんですよね。僕は、それでいっぺんに好きになってしまいました。こんなにお辞儀の丁寧な落語家がいるのかと思って」。

談志をこよなく愛してきた著者が語る天才噺家の凄さと魅力。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の山本益博氏は、今では料理評論家として有名ですが、50代以上の世代にとってはむしろ落語評論家とし知られた存在です。
大学の卒業論文として、5代目古今亭志ん生とともに昭和の名人のひとりと称された桂文楽(8代目)について書いた『桂文楽の世界』はそのまま商業出版され当時話題となりました。

20代後半から著者は朝日新聞の夕刊に「寄席だより」という連載コラムを持ち、特に頻繁に落語を聴きに寄席やホールに通っていたのが昭和50年から54年で、そのころ大学ノートに「落語はどんどん新しくなってゆく」というタイトルをつけて、落語家ごとに詳細なメモをとっていました。それはあくまでも新聞や雑誌の記事や口演記録を書くための下書きのためのものでしたが、それ故に、一般的な速記本や録音には収録されずじまいの、客と落語家のやり取りなども克明に記録されています。とりわけ「立川談志」ノートには、定席の寄席でしばしばおこるヤジに対しての談志の反応が一々記されています。そしてそれは人間・談志師匠を知るためのヒントでもあります。
本書ではその貴重なノートを第3章に収録しました。


[まえがきにかえて] 幻の志ん朝・談志二人会
[第一章] 誰よりも何よりも落語を愛す
[第二章] 「文七元結」をめぐって
[第三章] 落語ノート・昭和五十一年?五十三年
[第四章] 天才落語家とその素顔に魅せられて
[第五章] 落語「やかん」と談志の「やかん」
わたしが聴いて選んだ〈談志十八席〉
文庫版のためのあとがき


山本 益博[ヤマモト マスヒロ]

内容説明

談志をこよなく愛してきた著者が語る天才噺家の凄さと魅力。

目次

まえがきにかえて 幻の志ん朝・談志二人会
第1章 誰よりも何よりも落語を愛す
第2章 「文七元結」をめぐって
第3章 落語ノート・昭和五十一~五十三年
第4章 天才落語家とその素顔に魅せられて
第5章 落語「やかん」と談志の「やかん」
わたしが聴いて選んだ“談志十八席”

著者等紹介

山本益博[ヤマモトマスヒロ]
1948年4月11日生まれ。東京都出身。早稲田大学第二文学部演劇学科卒。落語評論家、料理評論家。国立劇場小劇場の第五次落語研究会で桂文楽(八代目)の落語を体験。大学の卒業論文はそのまま『桂文楽の世界』として商業出版される。この論文は現在でも桂文楽研究の最高峰。2013年には『名人芸の黄金時代―桂文楽の世界』と改題されて、中公文庫より出版される。KTVの演芸番組「花王名人劇場」ではプロデューサーを務めていた。テレビ朝日「ザ・テレビ演芸」の「飛び出せ!笑いのニュースター」コーナーでは審査員としてダウンタウンらを審査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nazolove

21
面白かったのだが、こういうのがほしかったんじゃないんだよね…なんて思ってしまった(作者には悪いのだが)。 ただ、私の勝手なイメージなのだが談志師匠がそこまで人情噺にこだわっているようなタイプじゃなかっただけに思わぬイメージが見られた作品だった。 あと落語のノートでは天才なだけじゃなく努力家なのだな、と新たな一面が見られた。 思わぬフリーダム感はやっぱこの人っぽいな、なんて思った。 これを機にまた談志師匠の落語を聞いていきたいな、と思った。2017/06/01

やまねっと

5
この本を読んでるところで談志が死んで10年になる。それを記念してか関連書籍がどっと発売されている。この本は図書館で見つけて読んでみた。談志も志ん生や文楽みたいに実際に見た人と映像、音声で聴いたという人に分かれてくると思うが、この本での見てきた自慢はもう良い加減にしてくれと思った。対談などでは言い過ぎである。今生きてる落語家を大事にしたいし、要はライブでも映像でも面白ければ良いのだ。雰囲気を感じ取れれば映像でも充分に楽しめる。2021/11/24

たんたん麺

4
オレは立川談志に会ったことがある!根津のマンションの前で談志がフリーマーケットを開いていたのだ!というかオークションか?自身の持ち物にサインを入れて高く売っていた!その行為がおもしろかった!ちょっとしか関わってないオレでさえ強烈な印象があるのだからよほど天才なんだなと思った!でも、この本はつまらない!2017/06/03

みむら しんじ

0
読了。志ん朝好きと談志好きは相容れない。どちらも信者である。「四百年の落語の歴史の中で、談志は最高の天才」と言い切る著者。「志ん朝も凄いが、マクラがあんなにつまらない人もいない」と斬る。これは読むほどに談志を聴き直したくなる談志の聴き方ガイドブックかも知れない。2017/10/29

MhrArai

0
筆者が立川談志を心から敬愛しているのはわかった。なかなか噺に入れなかった様子など、印象的なエピソードもあった。が、本全体としては、そんなに楽しめなかった。中盤の落語ノート→意図はあるのだろうが、ただのメモを読まされるというのはやはり気分のいいものではない。対談→「玄人」と「玄人」の対談。なんだか閉鎖的で排他的な感じがして、あまり気分のいいものではなかった。2017/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11787804
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品