出版社内容情報
芥川賞作家が教える実践的な文章のコツ
いま、何をテーマに、どのように書けば、人の心を動かす文章になるのか。
小説からネットの文章まで、ノンフィクション作家でもある著者が、プロとして身につけたテクニックを紹介しながら、電子メディア時代における「書く」ということの意味を考察する。
著者はデジタル化された文章技術がもたらすさまざまな弊害を指摘。コピペができないのは仕事ができない証拠などという社会的意識の萌芽を危惧し、ランキング依存によって書き手の直感や嗅覚が衰えることに警鐘を鳴らす。
伝わる文章を書くことだけでなく、書く行為そのものについて思いを巡らすための一冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
文章術の本はたくさんありますが、著者は芥川賞作家でありながら、ノンフィクションや企業レポートなどの執筆経験も豊富で、実にさまざまな表現を身につけて第一線で活躍しています。そんな著者が、特にSNSなど発展する電子メディア時代に「伝わる文章」極意とは何かをさぐっています。専門の小説だけでなく、ビジネス文書や論文といった学術文書作成にも役立つテクニックと知識が身につきます。
まえがき 「書けない」が「書くこと」の第一歩「書くこと」は恥らうこと
第一章 あなたは9歳の作文力を忘れている
第二章 プロ作家の文章テクニック
第三章 名文の条件とは何か
第四章 日常生活で文章力を磨く
第五章 検索、コピペ時代の文章術
第六章 書くために「考える」ということ
あとがき デジタル時代の「書く」ということ 文庫本のための長いあとがき
藤原 智美[フジワラ トモミ]
内容説明
いま、何をテーマに、どのように書けば、人の心を動かす文章になるのか。小説からネット上の文章まで、ノンフィクション作家でもある著者が、プロとして身につけたテクニックを紹介しながら、電子メディア時代における「書く」ことの意味を考察する。著者はデジタル化された文章技術がもたらすさまざまな弊害を指摘。コピペができないのは仕事ができない証拠などという社会的意識の萌芽を危惧し、ランキング依存によって書き手の直観や嗅覚が衰えることに警鐘を鳴らす。伝わる文章を書くことだけでなく、書く行為そのものについて思いを巡らすための一冊。
目次
第1章 あなたは9歳の作文力を忘れている
第2章 プロ作家の文章テクニック
第3章 名文の条件とは何か
第4章 日常生活で文章力を磨く
第5章 検索、コピペ時代の文章術
第6章 書くために「考える」ということ
著者等紹介
藤原智美[フジワラトモミ]
1955年、福岡市生まれ。フリーランスのライターを経て、90年に『王を撃て』で小説家としてデビュー。『運転士』で第一〇七回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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