出版社内容情報
ゴッホやミレー、モネなど19世紀後半のヨーロッパ美術ゆかりの地を訪ねて歩く。名作の裏に隠されたエピソードを紹介し、その歴史的背景を説き明かした美術エッセイ。
*まえがき* ●カラー口絵 第一章 ヨーロッパ、美の旅 歩けばゴッホ、モネの息遣い/画家の子供??モネとゆりかごのなかの赤ん坊??/女優ジャンヌ・サマリーの肖像??ルノワールとモデル??/荒れた石切場??セザンヌと赤土色の断崖??/画家の手紙??達筆のゴーガン、ロダン、悪筆のモネ??/独特の画業の背景??ユトリロのパリ??/はかない生を見つめ??モディリアーニの目の描写??/ゲルニカ??ピカソの〃爆発〃??/野外彫刻??パリのサン・ベルナール河岸??/麦刈り??ドービニーからファン・ゴッホへ??/女流画家ヴィジェ=ルブラン/カノーヴァとナポレオン皇ヴァンデーの英雄??画家の真価を決めるもの??/戦闘図の間??ヴェルサイユ宮??/ヴィラ・メディチ??若き芸術家たちの青春の場??/夏の宮殿??ロシア、ピョートル大帝の騎馬像/ダナエ??ティツィアーノ、レンブラントらにみる神々の恋愛??/ローマで課せられた宿題/中世の秋/タピスリー/修理と保存/サン・サヴァンの蝗/雨のサンティアゴ??大聖堂に見る彫刻軍??●カラー口絵 第二章 ヨーロッパ美術と日本 ゴッホの漢字/ロダンと日本/有島生馬からロダンへの手紙/ミレーのパステル画/幻の南芳女史/画中の屏風??ティソが描く合戦図?? 第
内容説明
ヨーロッパ美術を生み出した土地を訪ね歩いた美術史家が、ゴッホ、ロダン、ミレーなどの名作の裏に隠されたエピソードを紹介し、ヨーロッパ美術と日本文化の接点に迫る好エッセイ。
目次
第1章 ヨーロッパ、美の旅
第2章 ヨーロッパ美術と日本
第3章 コレクター
第4章 世紀末の絵画
第5章 巨匠再発見
感想・レビュー
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- 洋書
- Fabiola