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出版社内容情報
東京も名古屋も全部岐阜!
ブレンダとの一件で自分の生き方を反省したリヴィアは、己を見つめ直すべく愛馬嵐丸に乗って放浪の旅に出るも、当然のようにトラブルが降りかかる。
一方、サラは東京の芸能事務所で着々と自分のポジションを確立し、経営にまで影響を及ぼすようになっていた。
そんなとき、岐阜では局所的豪雨により鏑矢探偵事務所のあるビルが床上浸水。オーナーである『らいてう』のマスターはビルの改築を決定し、惣助と通い妻JKの友奈は新たな事務所を探すことに。
岐阜を舞台にした群像喜劇、第8弾!東京も名古屋も全部岐阜だ!
内容説明
ブレンダとの一件で自分の生き方を反省したリヴィアは、己を見つめ直すべく愛馬嵐丸に乗って放浪の旅に出るも、当然のようにトラブルが降りかかる。一方、サラは東京の芸能事務所で着々と自分のポジションを確立し、経営にまで影響を及ぼすようになっていた。そんなとき、岐阜では局所的豪雨により鏑矢探偵事務所のあるビルが床上浸水。オーナーである『らいてう』のマスターはビルの改築を決定し、惣助と通い妻JKの友奈は新たな事務所を探すことに。岐阜を舞台にした群像喜劇、第8弾!東京も名古屋も全部岐阜だ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
61
8巻までくると巻頭の相関図が入り組んで大変なことになってるし、「これまでのお話Ⅶ」の内容もどえらいカオス。前巻までの内容うろ覚えだし「大丈夫やろか?ワシ」とか思ってしまったが本文に入ると流れに乗れて堪能した。強引に迫るアルバとサラリと躱す友奈の駆け引きが面白かったし、惣助とブレンダの絶叫マシン巡りも微笑ましかった。今回はリヴィアパートが短めな気もするけど相変わらず変転はしてるなあ。続きが気になる。喫茶「らいてう」が浸水するくだり、リアルだなと思ってたらあとがきを見てびっくり。作者の実体験反映されてたのね。2025/04/29
オセロ
45
今回も面白すぎでしたね。 友奈とアルバは探偵と怪盗という対局に位置する2人だけど、喧嘩するほど仲が良いというか何というか。そんな2人の様子から友奈の気持ちに疑惑を抱いた惣助の相談相手がよりによってって感じですが、これまた勘違いを起こしそうで。そしてブレンダとの一件から自分を律する旅に出たリヴィアはどこへ向かうのか…。続きが気になりすぎる!2025/04/23
よっち
21
ブレンダとの一件で自分の生き方を反省したリヴィア。己を見つめ直すべく愛馬嵐丸に乗り放浪の旅に出ることを決意する第8弾。サラたちを追ってやってきた暗殺者アルバと友奈の関係だったり、そんな通い妻探偵見習いJKやブレンダ、閨といったヒロインと、惣助の恋模様が描かれる中で、相変わらずフリーダムなリヴィアの存在感が突き抜けてましたね…(苦笑)一方で東京の芸能事務所で着々と存在感を増していたサラはついにそこまで来たかという感もあって、マスターと鈴麗の正体にも驚きましたが、複雑に絡み合う人間関係がなかなか面白いですね。2025/04/17
真白優樹
17
友奈に対しアルバがバグった距離感で来たりする中、探偵事務所の入るビルが取り壊しになり、沙羅が社長に成り上がる今巻。―――穏やかな日々、散りばめられるは飛躍の気配。 旅に出たリヴィアが相変わらずトラブルに巻き込まれたり、惣助に恋の気配があったりする、割と穏やかな日常の中、沙羅が社長に成り上がったり探偵事務所が閉鎖されたり、と次の動きへの伏線がある巻であり、大きな動きを予感させる巻である。果たして沙羅は社長としてはどうなのか。惣助の事務所は何処になるのか。そしてリヴィアの今後とは。 次巻も勿論楽しみである。2025/04/19
イシカミハサミ
15
このシリーズでは珍しい長さの 「怪盗かまってちゃん」で半分くらい。 残りはいつもの雰囲気でお送り。 あまり派手さはない巻だったように思うけれど、 状況、心情ともにいろいろ変化があった。 これがどういう状況を呼び起こすのか。 次の巻も楽しみにしたいと思います。2025/07/05