ガガガ文庫<br> 少女事案〈3〉バクハツして時を駆ける夏目娘と、小五の娘を持つ高校生の夏目幸路

電子版価格
¥858
  • 電子版あり

ガガガ文庫
少女事案〈3〉バクハツして時を駆ける夏目娘と、小五の娘を持つ高校生の夏目幸路

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094532302
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

未来から、俺の娘(小5)がやってきた!?

季節はクリスマス。美人女子高生二人と小学五年生女児二人に贈るプレゼントを考えながら歩いていた男子高校生・夏目幸路の元に「ぽかぶ~!!」なんていうファンシーな悲鳴とともに現れたのはーー

「パピー! パピー! 会いたかったよ~。うわ~ん!!」

その名も、夏目ミント。
夏目……夏目ぇ~???

話を聞いてみると、トラウマサヴァンの新世代であるところの俺の娘・夏目ミントは、俺が死んでしまった未来から、父である俺を救うために〈バクハツでタイムスリップする〉能力で時をかけてきたのだという。
しかも。未来で俺が死ぬことになる、ある「事件」、その〈バクハツ〉は日本の命運すら握るような、歴史のターニングポイントになる出来事なのだ。

そんな状況なのに、俺の周りにいる女子高生や小学五年生女児は、誰がミントの母親なのかの言い争いを始める始末で、ぜんぜん緊張感がない。それもそうだ、遠い未来の話なんて、スケールが大きすぎてまったく現実感がない。けれど「歴史の修正力」は否応なく、無理やり歴史を変えようとするイレギュラーな存在、ミントに襲い掛かってきて……。

今回の相手は「運命」そのもの。月子や白瀬さん、雪見や風町の力を得てもまだ足りない。降りかかる不幸な運命を切り開き、世界を変えるのは……「カワイイ」の力!? 父のために時をかけ続けるタイムスリップガールと、高校生なのに小学五年生の父になった夏目、そしてその母親候補な美少女たちが立ち向かう、ファミリー×ラブ×サスペンス!

内容説明

クリスマス。「ぽかぶ~!!」なんて悲鳴とともに夏目幸路の前に現れた小学五年生の名は、夏目ミント。夏目…夏目ぇ~!?なんでもミントは未来から〈バクハツでタイムスリップする〉能力でやってきたのだという。父である俺が死んでしまった未来から、俺と日本を救うために。今回の相手は「運命」そのもの。月子や白瀬さん、雪見や風町の力を得てもまだ足りない。運命を切り開く力は―「カワイイ」!?時をかけ続ける「俺の娘」と高校生なのに小五の父・夏目、そして母親候補なヒロインたちが立ち向かう、ファミリー×ラブ×サスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

46
面白かったですね。未来で日本の行く末を左右する科学物資を守る為に死んだ夏目。そんな未来を変える為に未来からタイムスリップの《トラウマサヴァン》の能力を使ってやってきた夏目の娘ミント。未来を変えるという壮大なストーリーにも関わらず、月子と白瀬さんがバニーガールになったりと相変わらずで。そんな中、ミントの《トラウマサヴァン》の副作用の本来の未来を変えさせないようにする歴史の修正力に翻弄されながらも、目的に向かって力を合わせる展開はなかなか良かったですね。続きも楽しみです!2025/04/25

よっち

23
美人女子高生二人と小学五年生女児二人に贈るクリスマスプレゼントを考えながら歩く男子高校生・夏目幸路。そんな彼の前に未来から娘がやってくる第3弾。夏目が死んでしまった未来から父を助けるために、タイムスリップしてきたトラウマサヴァンの新世代の娘ミント。しかもその事件は歴史のターニングポイントでもあり、それを変えようとするミントに襲いかかる歴史の修正力。誰がミントの母親なのかを言い争う女子高生2人と小学2人とかいう構図は何とも締まらなかったですが、未来の娘のために夫婦(予定)が頑張る展開はなかなか良かったです。2025/04/17

イシカミハサミ

17
今回の能力はタイムリープ。 このシリーズらしく、 かなり強引なパラドックスの運用。 その分ストーリー面では 王道を外さない展開をきっちりと。 タイムリープをやった副作用というか、 けっこうシリーズの大事そうな部分も明かされるけれど まだ続く模様。 全く先の読めないシリーズですが、 楽しみに待っています。2025/05/19

椎名

11
タイムリープでやってきた子供と共に自分の死を、ひいては世界を救うために奔走するという漫画でも小説でも映画でもコテコテの王道展開であり黄金パターン。しかしながらこの半分コメディに片足を突っ込みながらしっかりドキリとさせられるシリアスさと真摯な感動要素を綺麗に盛り込んで纏め上げてくるのはやはりこの作者ならではだなあと毎度のことながら感心させられてしまう。まず眉毛を整える、そういう始まりが必要なのだ誰しも。このネタをやってもまだ続くのは驚いたが嬉しい。まあ未来は変えられるということを証明したしな。2025/05/22

ふうせん

6
 この作品本当面白いな。今巻は未来から夏目の娘が来る話。毎度のことながらシリアスとギャグのバランスが上手く流石の一言。 今回の記憶に残ったパワーワードは「スク水牧場」。何言ってんだってなるだろうけど自分もハテナマークがいっぱいだった。  あと、前回登場で好きだった世良さんの登場が個人的に1番盛り上がった。正義と倫理のライトノベルの正義の部分をしっかりと体現してる世良さんかっけぇよ。この巻でてっきり秘密だと思ってた母親が明かされたのは驚いたけどこれが次巻以降の関係性にどう影響を与えるのか楽しみにしてます。2025/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22458690
  • ご注意事項

最近チェックした商品