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出版社内容情報
獄門家の娘とあれば、屍山血河を行く定め。
獄門家に生まれることは、血と炎の渦中に呑まれることと同義。
まして花の名を冠する女とあれば、屍山血河を行くが必定――。
春待つ京都。いつものように怪異を追う撫子とアマナだったが、そこには奇妙な共通点があった。鬼、鬼、鬼。様々な鬼が、それぞれは無関係であるはずの事件に顔を出す。
その裏で糸を引いていたのは……
「会いたかったですよぉ、従妹ちゃん」
もう一人の獄門の娘ーー芍奈。そしてその母である牡丹だった。
苛烈にして繊細。横暴なのに相棒想い。
自らと似ているようで違う芍奈への態度を、撫子は決め切れない。
それでも。世代を越えて連綿とつながる獄門家の因縁は、二人を否応なしに対決へと導いていく。
「おまえさえいなけりゃ、こんなことにはならなかったッ!」
「……ここで、終わらせましょう」
同じように獄門家に生まれ、異なる花の名を冠した二人。
屍山血河へ引き込まれてしまった撫子と芍奈の、戦いの決着は。
化物とヒトとのあわいに揺らぐ、うつくしくもおそろしい少女鬼譚、鏡写しの第三巻。
内容説明
春待つ京都。撫子とアマナは次々と「鬼」に関わる怪異と遭遇する。全ての裏で糸を引くのはもう一人の獄門の娘、芍奈。そしてその母である獄門牡丹だった。世代を越えて連綿と繋がった獄門家の因縁は、撫子と芍奈とを否応なしに対決へと導いていき―「おまえさえいなけりゃ、こんなことにはならなかったッ!」「…ここで、終わらせましょう」同じように獄門家に生まれ、異なる花の名を冠した二人。屍山血河をへだて、血と炎の渦中に呑まれてしまった二人の少女の、戦いの決着は。うつくしくもおそろしい少女鬼譚、鏡写しの第三巻。
感想・レビュー
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