ガガガ文庫<br> 変人のサラダボウル〈6〉

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ガガガ文庫
変人のサラダボウル〈6〉

  • 平坂 読【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094531664
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ますます予測不能の群像喜劇、第六弾!

サラが芸能界にスカウトされ、惣助はサラと一緒に東京の事務所へ見学に行くことになった。
親子での初めての旅行や夏休みの様々なイベントを通して、さらに絆を深めていく二人。

そんな惣助を想う女たちも、それぞれの思惑で動き出すのだった。
一方、ヤクザと半グレ組織とカルト教団を一手に束ね、岐阜の裏社会の帝王となってしまったリヴィアは、当然ながら警察からマークされる羽目になる。

平穏な日常を取り戻すため、リヴィアは組織の健全化を図るのだが……。
ついにあの人物の正体も明かされる、予測不能の群像喜劇第6弾!

内容説明

サラが芸能界にスカウトされ、惣助はサラと一緒に東京の事務所へ見学に行くことになった。親子で初めての旅行や夏休みの様々なイベントを通して、さらに絆を深めていく二人。そんな惣助を想う女たちも、それぞれの思惑で動き出すのだった。一方、ヤクザと半グレ組織とカルト教団を一手に束ね、岐阜の裏社会の帝王となってしまったリヴィアは、当然ながら警察からマークされる羽目になる。平穏な日常を取り戻すため、リヴィアは組織の健全化を図るのだが…。ついにあの人物の正体も明かされる、予測不能の群像喜劇第6弾!

著者等紹介

平坂読[ヒラサカヨミ]
岐阜県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

43
【BW】リヴィアは裏社会の女帝、サラは芸能活動と生きる世界が表と裏に完全に別れてしまいましたね。そんな二人ですが、それぞれ何だかんだと置かれた状況に適応していることに感心します。そして相変わらずリヴィアがジョブチェンジを繰り返していくエピソードに笑ってしまいました。リヴィアは状況に流されているだけにも見えますが、実は分岐点で自分なりに選択していて、それが結果的にハッピーになる道に繋がるのだから、『運』のパラメータが爆上がりしたのは伊達じゃないということでしょう。新展開がありそうな続きを楽しみにしています。2024/02/21

オセロ

40
サラは芸能界の道を歩み出し、一方のリヴィアはホームレスから反社勢力の帝王に成り上がり…。肩書きだけ見るとヤベー奴ですが、その根底にあるのは優しさや思いやりだったりするので決して人を傷つけたりしないんですよね。その所為で最後の方はまた訳の分からないことになっていますし(笑)果たしてリヴィアは何処に向かうのだろうかと思っていたら異世界で何やら動きがあったようで…続きも楽しみです。2024/02/22

よっち

35
芸能界にスカウトされ、惣助と一緒に東京の事務所へ見学に行くことになったサラ。一方、ヤクザと半グレ組織とカルト教団を一手に束ねることになったリヴィアは組織の健全化を図る第6弾。親子での初めての旅行や夏休みの様々なイベントを通してさらに絆を深めていくサラと惣助。それぞれの思惑で動き出す惣助を想う女たち。そして期せずして岐阜の裏社会の帝王となってしまい、警察からマークされるリヴィアが目指した健全化の一手。サラが着々と青春している一方で、成り行き任せで波乱万丈のカオスな人生を送っているリヴィアが面白かったですね。2024/02/16

わたー

19
★★★★★今回も予想だにしない方向にずんずん突き進んでいく感じが非常に面白かった。ヤクザと半グレとカルト教団を手にしたことで岐阜の裏社会の帝王とまでのし上がったリヴィアと、芸能事務所にスカウトされて事務所見学に向かうサラ。どうしてこうなったという疑問符しか湧かないが、ずっと読んでいる読者でさえ考えるな感じるんだとしか言えない不思議。でも面白いから読んじゃう。それにしても全く予期しないタイミングで2年後にジャンプするのは流石に変な声出た。その空白期間に、近しい女性を手当たり次第に食い散らかしているリヴィアが2024/03/22

真白優樹

14
沙羅がスカウトしてきた事務所に見学に向かう中、リヴィアが裏社会でどんどん輝いていく今巻。―――表と裏、それぞれの場所でカリスマは輝く。 裏社会にどっぷりなリヴィアが女社長となり、沙羅の方は芸能事務所で新たな友達と出会う、世界が広がっていく中、唐突に時間が過ぎる今巻である。やってくるのは二年後、其処に迫ってくるのは異世界からの刺客。そう言えばこの作品は異世界スタートであったと言うのを思い出させてくれる展開もある中、迫る異世界人の刺客の行方とは。その出会いに何が待つのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/03/15

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