ガガガ文庫<br> ミモザの告白〈3〉

個数:
電子版価格
¥508
  • 電子版あり

ガガガ文庫
ミモザの告白〈3〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月16日 03時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094531046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

闘争と激情。火花散る第三巻。

文化祭を終えてから咲馬たちは平穏な学校生活を送っていた。最初はクラスメイトに避けられがちだった汐も、今ではすっかり馴染んでいる。汐がクラスの人気者に返り咲く日も近い――そう思った矢先。咲馬たちの教室に、かつて汐が所属していた男子陸上部の能井風助が訪れる。

「勝負しろ。俺が勝ったら、男子陸上部に戻ってきてもらう」

長距離走者として汐のライバル的存在だった能井は、汐に勝負を挑む。ブランクのある汐には不利な条件。だが汐は、その勝負に乗ってしまう。

一方、クラスの問題児・西園アリサが、世良慈と衝突する。挑発を繰り返す世良に、怒りを募らせる西園。溜め込んだ鬱憤は理性を浸食し、やがて彼女は思いも寄らない凶行に走る。

「舐めんな、クズ野郎」

大切なものを守るために。あるいは何かを勝ち取るために。彼ら彼女らは、ぶつかり合う。
暴走する感情の行き着く先はーー。

『夏へのトンネル、さよならの出口』八目迷×くっかのコンビで贈る〈恋と変革の物語〉『ミモザの告白』第三弾。


内容説明

文化祭を終えてから咲馬たちは平穏な学校生活を送っていた。最初はクラスメイトに避けられがちだった汐も、今ではすっかり馴染んでいる。汐がクラスの人気者に返り咲く日も近い―そう思った矢先。咲馬たちの教室に、かつて汐が所属していた男子陸上部の能井風助が訪れる。長距離走者として汐のライバル的存在だった能井は、陸上部への復帰を賭けて汐に勝負を挑む。一方、クラスの問題児・西園アリサが、世良慈と衝突する。挑発を繰り返す世良に、怒りを募らせる西園。やがてその怒りは、彼女を疑心暗鬼に陥らせる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

40
文化祭を終え、汐の変化を受け入れる人達が増える一方で受け入れられない人もいて。そんな陸上部の能井とアリサの関係に決着が着くことに。 能井とアリサが汐の変化を受け入れられない理由はそれぞれ違うけれど、能井とは真剣勝負で、アリサには周りを巻き込んで現実を分からせて理解を深めていく展開は良いものでした。次巻は汐と紙木の過去編ということで楽しみです。2023/01/03

星野流人

38
この巻は……めちゃくちゃ凄かったです。汐が女の子として生きることに強く反発していた西園と能井が、それぞれのかたちで決着を見るエピソードなのですが……。西園が疑心暗鬼からどんどん追い詰められていく様は、見ていて辛いものがありました。特に終盤、西園視点で精神的に叩きのめされていくのがまたしんどい……。それでも最後の最後に踏みとどまるチャンスを貰うことのできた西園は、ものすごく幸運だったと思います。能井にしろ西園にしろ……大切な人との人間関係ですら、間違った選択をしてしまう難しさを、強く感じるエピソードでした。2023/04/18

よっち

35
文化祭を終えてからすっかり周囲に受け入れられつつある汐。そう思った矢先に、かつて汐が所属していた男子陸上部の能井風助が訪れる第三弾。長距離走者として汐のライバル的存在だった能井が諦めきれずに汐に挑んだ勝負。そして変わりつつある状況を相変わらず認められない西園をわざわざ挑発する世良の真意。誰もがみんな変化を認められるわけでもなくて、流れが悪くなった時に軌道修正するのは難しいですよね。周囲が気にかけるわりには当事者の汐がわりと淡々としていたのが印象的でしたけど、その結末にはそういうことかと納得感がありました。2022/12/20

ほたる

18
青春の苦しみに深く切り込んでいく第三巻。周囲の環境と同様に汐に魅了されている自分がいた。汐自身が持つストレートな強さ、これに心奪われて仕方なかった。西園アリサの挿絵を見たときは時が止まったように感じたし、そこから先の展開にはゾワっとさせられた。タイトルに相応しい展開、そしてそれは責任の分散でもあるのかもしれないと思った。まだまだ先が見逃せない展開が続く。2022/12/30

しん∞SHI−N

17
【誰かを傷付ければ、それは必ず自分に返ってくる】陸上部の復帰をかけ、汐と風助が対決する中、慈に煽られてアリサの怒りが爆発する物語。素質に恵まれた汐の復帰を望む風助。他人には大した事が無くとも、当人には重大な悩みがある。それ故に汐を去った。それを裏切られたと思う風助。愛情は時として増悪に反転する。そして、汐の件で孤立したアリサは、慈の挑発に乗る事で完全に居場所を失う。好意と笑顔の裏にはいつだって打算がある。誰もが無傷ではいられず、痛みの青春に彩られる。減点方法でしか人と関われない不器用さをどう乗り越えるか?2024/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20437336
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品