ガガガ文庫<br> わたしはあなたの涙になりたい

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ガガガ文庫
わたしはあなたの涙になりたい

  • 四季 大雅【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 小学館(2022/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094530810
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

これは、涙で始まり、涙で終わる物語。

全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、小学校の音楽室でひとりの少女と出会った。




美しく天才的なピアノ奏者であるその少女の名は、五十嵐揺月。鍵盤に触れる繊細なその指でいじめっ子の鼻を掴みひねり上げ、母親の過剰な期待に応えるべく人知れず努力する。さまざまな揺月の姿を誰よりも近いところから見ていた八雲は、我知らず彼女に心惹かれていく。




小学校を卒業し、ますます美しく魅力的に成長した揺月は、人々の崇拝と恋慕の対象となっていった。高校に進学する頃、すでにプロのピアニストとして活躍していた揺月はイタリアへと留学してしまう。世界を舞台にする揺月と、何者でもない自分との間にある圧倒的な差を痛感した八雲は、やがて小説を書き始める。




揺月との再会はある日唐突に訪れた――その再会が、自分の運命を大きく変えるものになることをその時の彼は知る由もなかった。




これは、涙で始まり、涙で終わる物語。




第16回小学館ライトノベル大賞にて、最高賞である大賞を受賞。

ゲスト審査員を務めたアニメ監督・磯光雄氏は、「審査なんかとんでもない。美しい物語をありがとう」と、本作へ最大級の賛辞を送った。


内容説明

全身が塩に変わって崩れていく奇病“塩化病”。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、ひとりの少女と出会う。天才的なピアノ奏者である少女の名は、五十嵐揺月。彼女のピアノに対する真摯さと、その繊細な指でいじめっ子の鼻をひねり上げる奔放さに、八雲は我知らず心惹かれていく。高校へと進学し、美しく成長した揺月はイタリアへ留学してしまう。彼女と自分との間にある圧倒的な差を痛感した八雲は、やがて小説を書き始める。揺月との再会はある日突然訪れた―それが自分の運命を大きく変えることを、彼はまだ知らなかった。第16回小学館ライトノベル大賞大賞受賞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

122
第16回小学館ライトノベル大賞大賞受賞作。安定した格調ある文章なので、ライトノベルというより文芸書を読んでいるような感触。お話としては決して目新しいものでないのだが、比喩が的確で美しく作品全体のイメージが綺麗。架空の病気の「塩化病」、音楽、東日本大震災などの要素の盛り込みようも適切で、作品世界にリアリティーと奥行きを感じる。特にヒロイン・五十嵐揺月の描写が素晴らしい。美人で才能ある女の子を好きになると、眩しくて気後れしてしまう感じが良く書けていた。後半は場面場面の演出が見事で、エモーショナルに盛り上がる。2022/08/10

海月

108
普通の文芸ならよくあるパターンのないような気がする…が、なぜこれがライトノベルで発刊されて、かつ、大賞を取ってしまったのだろうか…?世の少年たちはこんな作品を求めていたとは思えないが。。。 確かに内容はよくある御涙頂戴系であるのにたまにボキャブラリーもありラノベらしさは出しているけど…この手の作品がラノベとして常識となったらちょっと怖いかな。 そんな感じで内容はどちらかと言うとラノベっぽさはないけどもきちんといい話だなと思える感じでした。ただもう読むことは…ないかなぁ。2023/01/03

そら

79
レビュー賛否が別れる作品。身体が徐々に塩化していく奇病に侵される少女と、同じ病で母を亡くした幼なじみの少年の物語。音楽、美少女、震災、友情、家族との確執など、物語が美しくなる要素がてんこ盛りで、もちろんストーリーも美しかった。ただ私には小学生という年齢設定が引っ掛かり、俯瞰した目と頭で読み進めてしまった。ラノベだから!と一方で納得させる自分がいて最後まで読みきったが、感情移入は残念ながら出来ず。それでもワルシャワの風景は想像できたし、最後まで読ませる力も、想像力もある作品でした。2023/03/03

星野流人

70
気がつけば、何度も何度も泣かされていました。とんでもない作品です。八雲と揺月の恋物語であると同時、大切なものを失った人が前に進むための物語でもありました。物語のあちこちに人を想う優しさが満ちていて、ちょっと凄すぎて圧倒されてしまいました。 個人的には、みんなから愛されている清水が、八雲のことを気に入っている理由が大好きです。そしてその清水の言葉で八雲もまた救われているのが最高でした。 八雲の父親が揺月と対面するシーンや、揺月が両親に怒るシーンも、どれもこれもが胸に迫る場面で……泣きながら読みました2022/08/03

ナギ

69
今年読んだ中で一番の作品でした。後半は押し寄せる怒涛の展開に涙が止まらず、何度も中断して読みました(涙で文字が見えなくなるので)揺月と八雲が必死に掴もうとした幸せはすぐ手の届くところにあるのに遠くて……実話かと思うような描写もあり、リアルを感じられました。定期的に読む事になりそうな作品です。2022/11/17

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