出版社内容情報
青山墓地で発生した幼女惨殺事件。その被告人は、独房で奇妙な独白を始めた。事件は40年前、東京にさかのぼる。戦前の公使館で、金髪碧眼の兄妹と交遊した非日常の想い出。戦時下の青年期、浮かび上がる魔性と狂気。そして明らかになる、長い回想と幼女惨殺事件の接点。ミステリーとホラーが巧みに絡み合い、そして世界は一挙に姿を変える。『このミステリーがすごい!2014年版』の企画「復刊希望!幻の名作ベストテン」第2位の名作がついに復刊。
内容説明
青山墓地で発生した幼女惨殺事件。その被告人は、独房で奇妙な独白を始めた。事件は40年前の東京にさかのぼる。戦前の公使館で、金髪碧眼の兄妹と交遊した非日常の想い出。戦時下の青年期、浮かび上がる魔性と狂気。そして明らかになる、長い回想と幼女惨殺事件の接点。ミステリーとホラーが巧みに絡み合い、世界は一挙に姿を変える。1982年発表。復刊希望が相次いだ、幻の名作がついに復刊。
著者等紹介
小泉喜美子[コイズミキミコ]
1934年、東京都生まれ。都立三田高校を卒業後、ジャパンタイムズに勤務。63年、『弁護側の証人』でデビューし、以降ミステリーと歌舞伎に関するエッセイ、評論で健筆を振るう。85年、事故により急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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