ガガガ文庫<br> 公務員、中田忍の悪徳 〈3〉

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ガガガ文庫
公務員、中田忍の悪徳 〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094530636
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

俺は二人目の異世界エルフを見殺しにする。

年の瀬も押し迫るころ――。
壁、電柱、道路、市内のそこここに魔法陣のような謎の紋様が落書きされる奇妙な事件が頻発していた。
そしてその落書きは、アリエルが忍たちに描いてみせた紋様と酷似していた。
SNSによって伝播していく魔法陣の画像の出現時期と、アリエルの来訪時期がほぼ一致することから、忍たちは“二人目の異世界エルフ”の存在を推測。
だが、我らが中田忍は、

「俺は、二人目の異世界エルフを保護するつもりはない」

と、二人目の異世界エルフを見殺しにすることを宣言する。
自分たちがこの件に深入りし目立った行動を起こすことで、アリエルの存在までもが脅かされる可能性を危惧したのだが……。

――12月30日。
落書き騒動がついに全国ニュースへ取り上げられてしまったため、行政の手抜きを糾弾されないよう、市長の一声で区民の防犯パトロールに区役所職員も参加することになる。
私人でなく公務員として“魔法陣事件”に干渉する権利を得た忍は、真相を探るべく動き始める。

“二人目の異世界エルフ”が巻き起こす、新たな騒動。激情と勝負の第三幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

32
表紙の少女はまさか2人目のエルフ!? 忍の住む町に突如現れた魔法陣。それは二人目の異世界エルフの可能性、そしてアリエルの敵なのか味方か分からない…。蓋を開けてみればやっぱりって感じでしたが環が置かれた辛い環境でも諦めなかった彼女の思いの強さは感服する。そして忍の覚悟には危うさを感じたが、環とマネキンの件は笑ってしまったw2024/02/12

サケ太

21
やはりおもろい。近所で起こった落書きの騒動。その裏にいたのは。中田忍のスタンス、葛藤。増えた仲間。小さな世界で進行する物語はどこに進んでいくのか。2022/05/31

のれん

21
女子から次々脅迫ネタを握られる男、と書くと平均的ラノベ主人公なのだが、なんともそれを握らせる道のりが果てしなく回りくどいため、女子たちも辟易してる感じがしてならない。 公務に限らないが、特に公務には公平性が求められる。過不足ない社会のために仕事の姿勢をアピールし、学生だろうと公私混同な干渉はしない。 だけどそれは下らなくとも大事な建前だ。踏み込めば奈落のような苦労が待っていることは明白だからだ。(1/2)2022/04/26

羊山羊

17
お仕事ラノベとして一層深化した第3巻。「なれる!SE」「図書館戦争」とか思い出しますね。アリエル以外のエルフが日本にいるかも?というミステリチックなスタートに、中田忍が公務員として強制的に絡まされることで、そのブラックさをしっかり表現してきている。終始重めの雰囲気の中で揺れる中田忍の心、その揺れる心を決断させるラストシーンは感動モノ。絆をトコトンまで突き詰めようとする姿勢が好きな1冊。 ただ、1巻のようなホームコメディ的なシーンはもっとほしかったな、と思う。もうちょっと巻に緩急が欲しい。2022/06/06

彼方

16
アリエルが描いた謎の紋様と一致する、街での謎の落書き事件。これは第二のエルフの予兆なのか、それとも…な第3巻。アリエルを守るため、孤独な未成年でも部外者を切り捨てる…忍の悪徳。その正しい信義を貫いていても、自分のためだけでない選択の答えは胸に残り…より二人の絆が深まって、関係性が進むシーンはぐっとくる。新キャラである環の境遇もまた重く一対一で忍と向き合う様子が新鮮であったり、ラブコメ的にも今後が楽しみな所。しかしまた緊迫が続く引きで、どう転ぶのかわからないけれど安定感は確かなこの作品。続きが待ち遠しい。2022/04/24

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