ガガガ文庫<br> ミモザの告白〈2〉

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ガガガ文庫
ミモザの告白〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094530476
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

変わりゆく三角関係。いま舞台の幕が上がる

衝撃的な一学期が終わり、咲馬たちは夏休みに突入する。
いつもと少し違う、だけど何気ない日常の最中に、ふと頭をよぎる『あの出来事』。ちゃんと向き合わなければならない、そう思う咲馬だが、今は目を逸らすことしかできなかった。

そんな夏休みのある日。咲馬は、汐と夏希の三人で水族館へ行くことになる。三人は暗黙の了解のように『あの出来事』には触れず、楽しい時間を過ごす。だがなんでもないように振る舞っていても、過去はなかったことにはならない。

「二人は、付き合ってるんだよね?」

夏休みが終われば、その先には文化祭が待ち受ける。三人はそれぞれの想いを胸に、文化祭の準備を始める。実行委員の仕事、そしてロミオとジュリエット。行き違い続けた感情が交わるとき、舞台の幕が上がる。

『夏へのトンネル、さよならの出口』のコンビ「八目迷 × くっか」が贈る、待望の青春小説第2弾。今日的な問題に切り込んだテーマ性と衝撃的な結末から、続刊を希望する声が相次いだ話題作。

内容説明

衝撃的な一学期が終わり、咲馬たちは夏休みに突入する。いつもと少し違う、だけど何気ない日常の最中に、ふと頭をよぎる『あの出来事』。汐と向き合わなければならない、そう思う咲馬だが、今は目を逸らすことしかできずにいた。そんな夏休みのある日。咲馬は、汐と夏希の三人で水族館へ行くことになる。三人は『あの出来事』には触れず、楽しい時間を過ごそうとするのだが…。そして二学期―それぞれの想いを胸に秘めたまま、文化祭の準備が始まる。慌ただしい学校生活を送るなか、三人の関係は刻々と変化しつつあった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

98
前巻が淡く瑞々しかった上に、衝撃的な場面で引きになったので、2巻を読むのを楽しみにしていた。今回も決して激しい展開にはならないけれども、静かに変化する心理や人間関係、空気感の描写が素晴らしく、引き込まれる。前半の水族館、後半の文化祭、といったシチュエーションの使い方がたいへん上手く、目に見えるようだ。佐久間、汐、夏希の3人のドラマがメインで噛み合わなかったりする様が、もどかしい。かといって読者としてもどうして良いかわからず、共に考え苦悩する。今回は特に演劇の場面が、鮮明な印象。お話は、まだ続く。3巻待ち。2022/02/08

芳樹

67
夏休みの直前に起こった『あの出来事』が、ぎりぎり均衡を保っていた咲馬と汐と夏希の関係に大きく影響することになる第2巻。傷つけたいわけじゃないのに、発した言葉は相手の心に深く突き刺さる。それでもと、歯を食いしばって前へ進むことを選んだ彼らが行き着くハッピーエンドとは、一体どんな形をしているのでしょうか。どうするのが正しいのかなんて誰にも分からない。でも最善を目指して足掻く登場人物たちの姿に、確かに青春の光と影を感じるのです。続きを楽しみにしています。2022/01/30

星野流人

50
男子の体で女子の心を持つ汐を中心にした、三角関係の物語。星原たちに推薦された汐と、そして咲馬は文化祭で「ロミオとジュリエット」を演じることとなります。複雑な心の事情を抱える汐にとって、ジュリエットという役は様々な意味を持つものでした。ジュリエットを演じるのを後悔しているという汐と星原は徐々にすれ違っていくのですが、この汐の後悔の意味に気づいたときには衝撃を覚えました。この巻で咲馬が苛まれる汐との関係の歪みのようなものは、自分にも覚えのあるもので、深く共感してしまいました。2022/02/04

オセロ

47
咲馬と汐がキスしているところを夏希が目撃して以来ギクシャクしてしまった3人の関係。夏休みに水族館に遊びに行っても咲馬と汐が付き合ってると勘違いしている夏希、文化祭の準備中では咲馬と夏希が付き合えるようにと一歩引く汐。 3人がそれぞれを思いやるが為にそれぞれが傷付け合う展開は胸が締め付けられる思いでしたが、そんな中でも汐の問題がクラスに受け入れられていってるのが唯一の救いでしょうかね。一つの恋が終わりを迎えるラストは何とも切ないものでしたが、この決断が3人の関係に今後どのような影響をもたらすのか楽しみです。2022/01/19

よっち

43
衝撃的な一学期が終わり夏休みに突入した咲馬たち。複雑な想いを消化しきれないまま汐と過ごす咲馬が、夏希と三人で水族館へ向かう第二弾。ちゃんと向き合わなければならないと思いつつ、目を逸らすことしかできなかった二人に波紋を投げかけた夏希。文化祭実行委員長に立候補した夏希の焦燥、そして咲馬と汐が演じることになったロミオとジュリエット。考えれば考えるほどドツボにはまる難しい問題で、クラスの雰囲気には少し変わりつつある兆しを感じましたけど、だからこそ本質を突く問いが重かったですね…これからの三人の関係が気になります。2022/01/18

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