小学館ルルル文庫 呪われた皇帝と百人目の花嫁

葵木 あんね【著】

小学館（2015/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 254p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094523102
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

女に触れると妖怪になる皇帝の花嫁に！？

手負いの妖怪を助けた山育ちの娘、仙麗は、その後突然、皇帝の前に連れて行かれ、そこで自分が助けたのが呪いにより妖怪姿にされた皇帝だったと知る。
その呪いとは「女に触れると妖怪になる」というもの。
真に愛し愛されれば解けると知り、今まで九十九人の花嫁を娶ったが、すべて失敗だったという。
驚く仙麗に皇帝・鳳雅は言う。「予を愛してくれないか」。
妖怪の怪我まで心配する仙麗の優しさに惹かれる鳳雅、そして仙麗もまた、鳳雅に惹かれていく。
このままでもいいと思えるほど幸せな日々、だが実は呪いには期限があり・・・？
果たして仙麗は呪いを解くことができるのか･･･！？
ちょっと切なくとっても甘い中華ファンタジー！

内容説明

手負いの吋怪を助けた山育ちの娘、仙麗は、ある日突然、皇帝の前に連れて行かれ、そこで自分が助けたのが呪いにより妖怪姿にされた皇帝だったと知る。その呪いとは「女に触れると妖怪になる」というもの。真に愛し愛されれば解けると知り、今まで九十九人の花嫁を娶ったが、すべて失敗だったという。驚く仙麗に皇帝・鳳雅は言う。「予を愛してくれないか」。果たして仙麗は呪いを解くことができるのか…？

著者等紹介

葵木あんね［アオキアンネ］
第１回ルルルカップ応募作『女王家の華燭』を長編用に加筆・修正しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

すきなほう。ヒロインがかわいらしく素直で、途中、いろいろと迷うのですが、思いやりの心と愛する心を持ち続けるとても良い子です。ヒーローも分かりやすく、かっこよい、やらないといけない時はちゃんとやれる男。予定調和的にみんなが幸せになるいいお話です。この作者さんの本では今のところ一番好き。イラストもよくあってていいと思います。

2017/12/10

[ぐっち]

女性に触れると妖怪になる皇帝と、妖怪になった姿を怖がらない娘。触れたいのに触れられない切ない感じと、あと３か月の切迫感でどんどん読めました。ただ妖怪姿のイラストが、表紙のクッキーしかないのは残念。もふもふ姿を見たかった～！

2015/10/03

[ばにー]

２人のやることがいちいち可愛い。クッキーの歌を歌う皇帝ってなに？！読んでるこっちが恥ずかしいですよ///。不遇な子ども時代を送った皇帝が幸せになって良かったけど、この２人でこの国は大丈夫なのかと少し不安。

2015/09/26

[六花]

妖怪と暮らした事で髪が白くなった仙麗。傷ついた妖怪を助けたら、それは呪いをかけられた皇帝の鳳雅だった。サイコさん2人は多いよ…。せっかくいい感じの流れで面白かったのに…。そこだけ異質で引いちゃった(´･ω･lll)

2018/11/18

[こうづき]

軽く読める、あまあま中華ファンタジー。主人公カップルはわりと危なげなくラブラブ（皇帝が嫁バカすぎてかわいい）なのに、状況がいろいろ大変、という話。終盤の突然の展開にビビった。特に女のほう、そっちか……。

2015/12/29