内容説明
「砂嵐の後継者」という怪しい義賊がもてはやされ、「星読みの徒」という古の民族の思想がはびこり始めた沙漠で、ジゼット達はカヴルとタラスファルの復興のために奔走していた。そんな中、ラビサの仔リグーが行方不明に。東の果てまで探しに出たラビサは隻眼で鷹を操る男ゼクスと出会い、ある事態へと巻き込まれ…。いよいよ沙漠に動乱の幕が開ける！ラビサやジゼットの運命が大きくうねり始めた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らじこ
11
倉吹ともえさんの砂漠の国の物語⑥を読了。相変わらず文章の相性では測れない魅力を持つ作品だ。キャラクター性がとても魅力的だからだろう。だんだんと深まっていく主人公ラビサとジゼットの仲と、そのぶん繊細に浮き沈みし、絶妙な距離感を行き来する二人の心理がとても面白かった。2019/08/19
家守
2
シリアス展開にハラハラ。嫉妬しあう二人は可愛かったのに。思いが深すぎるとすれ違うのかなあ2010/07/29
アオバ
1
ラビサ奮闘記。そしてジゼット本気モードにニヤニヤ。ビッキはいい女ですが、やはりラビサを応援したくなります。珍しく女の子らしい装いのラビサ可愛いなー。＜表紙2009/09/06
さつき
1
言うことがいちいち正論なビッキは本当に可愛げのないいい女。そしていつのまにやらジゼットへの想いを自覚し、嫉妬するまでになったラビサに嫉妬全開のジゼット。たまらん…！と思いきや、シリアスな感じに。2009/07/29
ゆか
1
ビッキいい女だなー。ラビサとジゼットのやり取りに「何この可愛い子達は…！」ってニタニタした。幸せ気分なままではいられなかったけど…。ラビサとジゼットには、強さも弱さも醜いところも綺麗なところも色んなところを自分の目で見て進んでいってほしい。2009/07/03
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