出版社内容情報
慧俊の愛する后・愛鈴は、貧しい出自のため宮廷で貴族の奥様方に疎まれる存在。そんな中愛鈴の元婚約者と触れ回る幼なじみが庭師として宮廷にやってきた。奥方達の悪巧みを利用してある貴族が再び陰謀を企て…!?
深山 くのえ[ミヤマ クノエ]
著・文・その他
藤間 麗[トウマ レイ]
著・文・その他
内容説明
慧俊が愛する后の愛鈴は、貧しい出自のため貴族達に疎まれていた。帝である慧俊への様々な不満の矛先を后に向け、毎日イヤミを愛鈴に言いに来る貴族の奥方達が出現する中、愛鈴の故郷の村から来た庭師見習いの子維は、自分は愛鈴の元婚約者だと宮廷中に触れ回る始末で。そしてついに、奥方達が愛鈴を陥れようと悪巧みを計画するが、それは悪巧み以上のものとなり…!?愛と野心が舞う宮廷ラブロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みちゃ
14
大人気シリーズ!甘い愛と陰謀の宮廷ロマン。慧俊の愛する后・愛鈴は、貧しい出自のため宮廷で貴族の奥様方に疎まれる存在。そんな中愛鈴の元婚約者と触れ回る幼なじみが庭師として宮廷にやってきた。奥方達の悪巧みを利用してある貴族が再び陰謀を企て…!?まだまだ新婚ほやほやです。度々2人の世界に行ってしまう彼らへの周りの気遣いが面白いです。愛鈴のちょっとかっこいい后ぶりが見られます。2012/08/25
kohaku
11
最後まで甘々で突っ切ってくれた2人。奥方達に灸を据える展開にはスカッとしました。愛鈴よくやったよ!最後の舞のシーンも素敵でしたが子供が出来たと知り、「今・・・踊らなかったか!?」「踊りました」の掛け合いに笑いました。声を荒げる慧俊も見られて満足です。そして愛おしいサブカップル達!3作目ですが実質本編最終巻。次巻は番外編らしいのでこれで物語が終わりかと思うと悲しいです。主役、脇役共に素敵な登場人物達が活躍する物語でした。2010/06/07
ミド
7
同じ故郷出身で元婚約者というおいしい立場のキャラが出てきたのに残念すぎる。せめて悪意や嫉妬があればわかるのだけど、これでは小学生男児だ。妃のいる場所に若い男が出入りできるし、貴族の奥様方に食事に誘われたのが花街だとか、大国の王妃の扱いとしてどうなの?と思う部分が多いけれど、なめられているということがわかりやすく、最後のシーンがビシッと決まるからいいのかな。少女向けだし。ご懐妊は喜ばしいけれど、数年後にこの騒動を思い出した人が本当に帝の子なのかと疑いを持たないか、ちょっと心配になる。2021/01/05
ダージリン
7
期待を裏切らない、ベタ甘なストーリー展開・・・良かったです。2009/11/20
ミグ
4
再読。 またさらわれました! 愛りんに対しては何でも1番になりたい、っていいなぁと。2019/01/09