内容説明
聖獣節の祭りで華やぐエルミネール王国の王都エルシアは、隣国との間にひとつの心配事を抱えていた。そんな中、13歳の第一王子フェザラードは宴で吟遊詩人の歌う美しく不思議な物語を聴く。それは囚われの姫君と封印された地底の国“エル・デオ”の皇子との結末のない物語で…。一方、王宮内では歌と重なるように事件が…?!夢と現が交差する時、フェザラード王子の“光と闇”の運命が動きだした。
著者等紹介
ひかわ玲子[ヒカワレイコ]
東京生まれ。1987年『ヘラーズの冬』(字井千史氏との共訳)を創元推理文庫から出版。富士見書房ドラゴンマガジン誌上に『バセット英雄伝エルヴァーズ』を1988年6月より連載、小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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