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出版社内容情報
“終わった世界”は広がり、新たな舞台へ
突如として現れた人型の怪物・屍人により、人々は襲われ、世界は終わった。
父親の遺した魔術により終わった世界で生き延びる少女・南戸由貴は、かつて別れた唯一の友・榊帆乃夏と再会し、彼女の目的を叶えるため協力することに。
絆を深めた、旅から屋敷へと戻った二人の元へ、帆乃夏の行方不明の姉から一通のメールが。『南戸数多を探しなさい』由貴の父の名前が書かれていたメールから、遺された家の中に手がかりがないか、由貴と帆乃夏は捜索をする。捜索を進める最中に見つけたのは隠された地下室への扉。その先には不思議な鏡が置かれていた……。
新たな舞台と出会いを迎える二人の旅はまだまだ続く。
”終わった世界”でも人々は命を輝かせ前を向き進む。ガールズサバイブストーリー、第二弾、開幕。
内容説明
突如として現れた人型の怪物・屍人により世界は終わった。父の遺した魔術により終わった世界で生き延びる少女・南戸由貴は、再会できた唯一の友・榊帆乃夏の目的を叶えるために協力する。絆を深めた旅から屋敷へと戻った二人の元へ、行方不明の帆乃夏の姉から一通のメールが届く。その内容から、さらなる手がかりを探すため、屋敷の捜索を進める最中に見つけた不思議な扉。その先には新たな舞台と出会いが待ち受けていた―。“終わった世界”でも人々は命を輝かせ前を向き進む。ガールズサバイブストーリー第二弾、開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
24
さて今巻、南戸数多を探しなさいという帆乃夏の姉のメッセージを受け、由貴と数多の手掛かりを探す為に帆乃夏と共に自宅へ戻るが、そこで二人は京都へ繋がる鏡を見つけ…というお話です。京都で九条夜未と羽衣の二人に出会った事で魔術の事や屍人の事、それに数多の事や春香の事…について知れた今巻でしたが、二人にとってなかなかヘヴィな内容ながらも面白く読めました。巨大な屍人を倒し新たに羽衣を加えて京都を後にした三人でしたが、果たして次巻はどんなお話になっていくのか楽しみです。2020/10/31
真白優樹
12
父親の手掛かりを探して屋敷を探索する中、秘密の地下室の鏡で京都に迷い込む今巻。―――例え全部が手遅れでも、それでもこの世界で生きていくから。迷い込んだ京都で出来た二人の仲間。垣間見える黒幕である筈の春香の思惑。ゾンビに覆われた世界の別の一面が垣間見えると共に世界に更なる謎が垣間見える巻であり、由貴と帆乃夏の関係がまた少し深まる巻である。果たして狂気と絶望渦巻くこの世界に希望はあるのか。こんな世界にしてしまった黒幕達は何を考えているのか。続く世界救済の旅の行方の次の行き先とは。 次巻も勿論楽しみである。2020/08/26
彼方
10
突如現れた人型の怪物・屍人により終わった世界。魔術師の由貴は再会出来た親友・帆乃夏の姉を探すため、屋敷の捜索を進める最中で京都へ繋がる不思議な扉に辿り着く第2巻。新たに出会った陰陽師の家系の夜未と羽衣、夜未にとって妹の忘れ形見となる二人の繋がりはお互いにとても大きなもので…訪れた悲劇は悲しくもこんな世界でも輝く素敵な関係。束の間の平和を享受しながらも魔術の先達から教えを受け成長する由貴と帆乃夏、少しずつ解き明かされてゆく帆乃夏の姉・春香の目的、黒幕の狂気が垣間見えてきましたが終わった世界に希望はあるのか。2020/08/26
p.p.
9
ゾンビ×魔法×百合小説の第2巻。今度は舞台を移して京都へ。新キャラ二人も良いキャラで、ヒロイン二人の関係の進展もあり、ゾンビ出現の原因や帆乃夏の姉の行方といった謎に関わる情報、また魔術についての設定開陳もあり、順当に作品が展開しているといった感じで、期待を裏切らない内容。特に登場人物どうしの関係性を描くのが丁寧で上手いと感じる。今後にも期待が持てる。百合を!もっと百合を!2020/08/20
タイコンデロガ級
7
冒頭の朝チュンなシチュエーションで、漲る! 屍人の核が、宙(そら)からきたかもしれないとってことで、作品タイトルに「星」がついてる事の意味を色々と想像させられる。 スペースファンタジー的な方に話が振れたりするのでしょうか。
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