ガガガ文庫<br> クロハルメイカーズ〈2〉最初のファンとラブコメと友情の作り方

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ガガガ文庫
クロハルメイカーズ〈2〉最初のファンとラブコメと友情の作り方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094517477
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

誰かの「特別な場所」になりたくて

小説、イラスト、CG、動画制作……。クリエイティブに関わる活動なら何でもありの部活「創造部」。
新しく部員に比香里を迎え、比香里の勧めで再び自分の小説を書き始めた湊介。
しかし、一人ではアイデアもろくに思い浮かばず、早くもやる気メーターは下降線に。そんな中、創造部にみとせ先輩の友人・川澄先輩から、自らが所属するガールズバンドのオリジナル曲にプロモーションビデオを作って欲しい、との依頼が舞い込む。
インスパイア&コラボレーションでうまく自分の小説にアイデアをパク……もといシェアできないかと目論む湊介は、小説に活かせるよう、PVのコンセプトをラブコメに設定し、ストーリー仕立てのPV作成に挑むことに。
湊介はそのラブコメのストーリー制作にあたって、パートナーを比香里にお願いする。
いつもの調子でラブコメのストーリー設定を比香里と一緒に作りはじめる湊介だが、菜絵の様子がどうもおかしい。そしてPVの依頼者、川澄先輩は何かを隠しているようで……。
それぞれの思いが錯綜する中で、暗雲立ちこめるPV制作。当然のように難航する脚本、そして菜絵はスランプに陥り、バンドメンバーは出演を拒否。
友情も、青春も、ラブコメも、どうしてこんなにうまくいかないことばかりなんだ!?
痛くも恥ずかしい、むき出しの青春群像劇第2弾!

砂義 出雲[スナギ イズモ]
著・文・その他

冬馬 来彩[トウマ キサ]
イラスト

内容説明

比香里の勧めで再び自分の小説を書き始めた湊介。しかし、一人ではアイデアもろくに思い浮かばず、早くもやる気メーターは下降線。そんな中、創造部にガールズバンドのPVを作って欲しい、との依頼が舞い込む。湊介は比香里との共同脚本でラブコメ仕立てのショートムービーという企画を立て、PV作成に挑むが…当然のように脚本は難航。キャラデザ担当の菜絵はスランプに陥り、バンドメンバーは出演を拒否…友情も、青春も、ラブコメも、うまくいかないことばかり!?痛くも恥ずかしい、むき出しの青春群像劇第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

9
バンドのPVを作る事になるも、菜絵がスランプに陥り再び創作の危機が迫る今巻。―――創作が繋ぐ、必要なものとの縁。人はそう簡単には変われない、だから作れるものは黒歴史。だけど大切なものはいつでもここに。創造という事を通じて大切なものを掴みに行く今巻。創り方を通じて関係も歩き出す、相変わらず痛々しくも眩しくて真っ直ぐな青春の光る巻であり、誰かの為、そんな想いと友情が真っすぐで美しい巻である。まだまだ夢は遠く、自らは原石。だけど一歩ずつ、少しずつ。未熟なれど形にした湊介の次の作品とは。 次巻も須らく期待である。2018/08/22

nawade

8
★★★☆☆ 元・創造部員の依頼でガールズバンドのPV作成をすることになった第2巻。1巻で成長したかに思えた湊介だけど小説・脚本の創作は相変わらずの状況、更に幼馴染の菜絵までスランプに陥るという逆境。逃避気質で基本的に駄目な人間だけど、他人のためには頑張れる湊介は菜絵には悪いけど、もうライターは諦めて制作進行とか演出方面で頑張った方が良いんじゃないかな?このシリーズの特徴である薀蓄、本巻はPVとラブコメ。ラブコメはお約束を語る位でしたが、PVは懐かしいPVが紹介されたりしていて思わず見直したくなりますね。2018/08/18

HANA

7
今回はバンドのPV作成。そういうのも作れるのかと思うと結構凄いのではと思ってしまうけれど。今回は作品を作るというより友情がメインのような。前回より面白かった気がする。2018/10/18

ブロッケン

5
近日、3巻が出るとのことだったので積読を消化。前回よりは濃いキャラの紹介パートなどが無くなっているおかげで読みやすくなっている印象。というか、なんかいい感じの青春群像劇というか、友情モノというか。悪く言えば前回よりは丸くなっていると言ってしまえるけど、面白かったからよし。とりあえずね、菜絵ちゃんが可愛すぎるね。比香里はなんか単純に天然でいい子で全くヒロイン感がないしもう菜絵ちゃん一択でいいや...2019/01/28

一輪

3
【3.8/5.0】表紙の主人公の幼馴染である菜絵が目に留まったので読んでみた メインヒロインの比香里への複雑な心理が良く伝わってきて結構入り込めた 報われて欲しいけどなぁ さて、今回はクライアントがバンドのギタボというわけで部員全員でバンドのPVを制作することに 自身の創作には筆が進まず言い訳がましい主人公だが、バンドのトラブルに対して他人のために動く心意気には快く読める 音楽の蘊蓄も80年代からここ数年の話に至るまで幅広く披露されていて感服2018/10/28

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