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出版社内容情報
競うことは、争うことなのか。
史上、類を見ない“ルール違反”。
雄星は処分決定を待つ間、二軍練習場へと送られる。
前代未聞のスキャンダルを起こした異邦人に、選手たちはただただ冷たかった。無数の敵意にさらされる雄星に、二軍監督、ユウキ・プラバッキーは告げる。
「ここの連中がお前に冷たいのは、弟のことだけでも、ペナルティのことだけでもねえよ。みんな、パワーの時代が怖いのさ。おまえはストライクフォールの次の時代そのものだからな」
あの日、雄星のもたらした慣性制御技術は、ストライクフォールをまったく別の競技に変えてしまったのだ。
「おまえに残された道は、二つだ。時代を殺した男として恨まれながら勝者になるか、それとも、誰かがそうした勝者として栄光を掴むのを、指をくわえて見ているかだ」
同じく懲罰で試合機会を奪われたアデーレ。
ストライクシェルの整備を学びはじめた環。
みな、大切なものを失った傷を抱えながら、新たな戦いを始めている。
なら――俺は。
めまぐるしく変化する世界、「戦争」と「競技」の狭間で。
雄星は、ストライクフォールともう一度向き合う。
兄弟の憧れを、答えをこの手に“掴む”ために。
SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の第2弾!!
長谷 敏司[ハセ サトシ]
著・文・その他
筑波 マサヒロ[ツクバ マサヒロ]
イラスト
内容説明
史上、類を見ない“ルール違反”。運営は協議の結果、雄星を二軍練習場へと送り込む。前代未聞のスキャンダルを起こした異邦人に、選手たちはただただ冷たかった。二軍監督、ユウキ・ブラバッキーは雄星に告げる。「みんな、パワーの時代が怖いのさ。おまえはストライクフォールの次の時代そのものだからな」…新たな出会いと確執、そして「戦争」と「競技」の狭間で。雄星は、ストライクフォールともう一度向き合う。兄弟の憧れを、答えをこの手に“掴む”ために。SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の第2弾!!
著者等紹介
長谷敏司[ハセサトシ]
第6回スニーカー大賞にて金賞を受賞してデビュー。2015年『My Humanity』にて日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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