ガガガ文庫<br> 異世界修学旅行〈4〉

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ガガガ文庫
異世界修学旅行〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094516425
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

異世界修学旅行、次の舞台は絶海の孤島!?

修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち二年一組の一行は、王女プリシラとともに、異世界での修学旅行を続けながらクラスメートを探し続けていた。

巫女の神託に従い、大海原のど真ん中を目指すことにした一行は、船を手に入れるために港町を訪れた。浩介たちはそこで、エルフが住むという幻の島の噂を耳にする。その島はこの近海にあると昔から伝えられているが、その場所は定かではなく、遭難した船乗りが嵐の中にその影を見たというようなあやふやな噂が伝わっているばかりだった。
「ほーん、これ船が遭難するフラグってやつじゃろ?」
案の定、伝説の島に辿り着いた浩介たちを待ち受けていたのは、ファンタジー感満載のエルフたち……だと思いきや?
「ここがエルフの島?」
「HAHAHA、違いマース。偉大なるユナイテッドステイツオブアメリカデース!」
幻の島を舞台に、浩介たちとプリシラ、島に住むエルフ(?)たち、そして異世界の影で暗躍する生徒会までをも巻き込んだゆるい騒動が幕を開ける!
異世界を漫喫しまくる修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第四弾!


岡本 タクヤ[オカモト タクヤ]
著・文・その他

しらび[シラビ]
イラスト

内容説明

高校の修学旅行中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた浩介たちは、王女プリシラとともに、修学旅行を続けながらクラスメートを捜していた。巫女の神託に従い、大海原を目指すことにした一行は、船を手に入れるため訪れた港町で、エルフが住むという幻の島の噂を耳にする。しかし、辿り着いた島で待ち受けていたのは、ファンタジー感溢れるエルフたちではなく、どこか見覚えのある光景だった…あれ、ところでクラスメートはどこに?異世界を漫喫しまくる修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

36
異世界の定番エルフとジャンクフードの定番ハンバーガーが出るシリーズ第四弾。新たに合流した仲間たちと共に、アメリカ風エルフ国で勤労に励む話。今回も笑わせてもらいました。異世界の定番エルフが出て来るのに、一切ファンタジー感がしないとか不思議。エルフと自由の女神とハンバーガーという理解不能な組み合わせを、しっかりと物語に組み込ませてラストはいい雰囲気で終わらせる作者さんのセンスの高さは相変わらず素晴らしいですね。安定のハイファンタジーさんに加えて、新キャラの外国人もいい味出してたし、本当この作品飽きひんわ。2016/11/22

わたー

22
★★★★★今回、彼らが訪れたのはファンタジーでは定番中の定番のエルフたちの住む隠れ島。しかし、何故かアメリカ要素満載の場所で…といった、これまた定番から少しだけハズしてくることに著者らしさを感じ、非常にいい。また、途中参加というハンデを挽回しようと奮闘するまほろ嬢が健気で可愛い。表紙になるのも納得。でも、ハイファンタジー宝田が美味しいところを全て掻っ攫っちゃうんだよなあ。2017/01/10

サエズリ割津

20
すごく面白かった。今回はファンタジー世界のド定番であるエルフとのお話。ファンタジーの象徴たるエルフをここまで不可思議に料理する作者はすごいなあ。結構ピンチな状況でもそれぞれが自分の好きなことをやって修学旅行を謳歌している感じが実に楽しそう。相変わらずのメタネタとプリシラPと沢木の掛け合いが楽しい。それからハイファンタジー宝田が仲間にいると心強いこともよくわかりました。次巻あたり生徒会長ととんちんかんなバトルを繰り広げてほしい。イラストもよかった。次巻も期待。2016/11/26

活字スキー

19
そこにいけば身長156センチで体重38キロEカップのエルフとキャッキャウフフ出来るとか出来ないとかいう、どこかにあるユートピアを目指したらそこはアメリカ村で墾田永年私財法(743年)をリアルに体験する4巻。前巻から間が開いてしまった自分のような読者にも優しい冒頭のプリシラ旅行記をはじめ、途中参加の遅れを取り返さんと空ま……奮闘するまほろちゃん、困った時の宝田さん頼み、だかりんのデキる子っぷりと和泉師匠の残念さも留まるところを知らず、今回も抜群の安定感で楽しめた。 2017/10/17

真白優樹

15
級友を探して、伝説と呼ばれたエルフの島を訪ねる今巻。―――異世界の海外、そして新たな級友。今巻は前巻までのメンバーは一旦お休み、新たに合流したメンバー中心に異世界の島で、勤労に精を出す。・・・これだけ聞くと何やってるのかという感じだが普段やらない事をやるのも修学旅行か。そんな中でエルフの閉ざされた世界と考え方に触れ、浩介とプリシラ達はほんの少しだけ成長し、エルフの考え方を少しだけ変えてみせる。ほんの少し、縮まる距離、そして生徒会のメンバーを探す事となる旅路は果たしてどこに向かうのか。 次巻も楽しみである。2016/11/19

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