ガガガ文庫<br> ストライクフォール

電子版価格
¥469
  • 電子版あり

ガガガ文庫
ストライクフォール

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094516142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

SF界の俊英、ガガガ文庫に電撃参戦!

近未来、人類は宇宙に進出し、惨禍のはてに戦争をやめた。
……いや、正確には、形を変えた。

代理戦争として発展した宇宙競技、ストライクフォール。
広大な宇宙をフィールドに、敵のリーダーを屠るべく戦うチーム闘技に人々は熱狂した。

万能の泥、チル・ウエポンによって作られたストライクシェルに身をつつみ、プレイヤーたちは宙を駆ける。
故郷のため、栄誉のため、家族のため、あるいは己が夢のために……。

鷹森雄星も、ストライクフォールに魅せられたひとりだ。
弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊。

幼なじみの環のやさしさに見守られながらも、雄星は宇宙を目指すが――。

「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ちている最中なんだ。
――落ち続けるなら、オレはほしいものを手に入れる」

なら、翔ぶ。翔んで、宇宙に手を伸ばす。

これは、宇宙を「掴む」兄弟の物語。

SF界の俊英が放つ新たなライトSFエンタテイメント!



長谷 敏司[ハセ サトシ]
著・文・その他

筑波 マサヒロ[ツクバ マサヒロ]
イラスト

内容説明

その時代、戦争は競技に成り代わった―。人型のシェルを身にまとい、広大な宇宙を駆けるチーム競技、ストライクフォール。鷹森雄星も、その熱狂に魅せられたひとりだ。弟は、トップリーグでのプロデビューが決まった若き天才、鷹森英俊。幼なじみの環に見守られながら、雄星は宇宙を目指すが―。「知ってるか、兄貴。宇宙では、あらゆるものが落ち続けてるんだ」だから、兄弟は空に手を伸ばした。欲しいものを、宇宙をその手に掴むために。SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の離陸!

著者等紹介

長谷敏司[ハセサトシ]
第6回スニーカー大賞にて金賞を受賞してデビュー。2015年『My Humanity』にて日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

56
人型のシェルを身に纏い、広大な宇宙を駆け抜けるチーム競技、ストライクフォール。これは自分の欲しいものをその手に掴むために、ストライクフォールで戦う兄弟の姿を描いたSF青春物語。ぬぉおおお、熱い、熱すぎる。こんな壮大でど根性な熱血作品を読めるなんて、長谷先生には感謝しかありませんわ。どのキャラクターも長谷先生らしさが出ていて魅力的、物語の展開はタッチ風な王道展開でワクワク全開と実に読み応えたっぷりで大満足。幼馴染も可愛いけど蛮族ちゃんも可愛いね。物語はまだ始まったばっかだし、次巻も非常に楽しみです。2016/06/18

よっち

45
代理戦争として発展した宇宙競技ストライクフォール。そんなストライクフォールに魅せられたひとり鷹森雄星が、ストライクシェルに身をつつみ広大な宇宙のフィールドに挑む物語。はるか先を行く若き天才な弟・英俊と雄星を見守る幼馴染・環という定まらない三角関係。雄星に変化をもたらしたアデーレとの出会い。アデーレや英俊との戦いの中からようやく力の片鱗を見出しつつあった雄星が思わぬ事態に遭遇し、あえて無謀な戦いに挑むことを決意する熱くスピード感溢れる展開はとても面白かったです。今後の困難を予感させる結末でしたが続編に期待。2016/06/17

まるぼろ

40
「コーデックス」と言う万能の泥から生み出されるオーバーテクノロジー「チル・ウェポン」を手にした人類が擬似戦争としての競技、ストライクフォールを行う様になった世界での、ある兄弟のお話です。何処と無く某野球漫画を思い出す所はあった物の読んでいて面白い作品でした。ただ秀俊を死なせなくても良かったんじゃないかとは思ってしまいましたが…。ストライクフォールも機体に乗ったサバイバルゲームだと思えば割とすんなりイメージ出来ました。単巻で纏まっている作品ではありますが、続きがあるなら読んでみたいかもです。2016/07/08

ヱロ本Gメン

36
熱いな〜!まさに宇宙版『タッチ』!主人公は長谷敏司らしい特化型努力覚醒主人公。重力に落ちていく感覚と裏腹に心を満たす高揚感に、これが宇宙空間なんだと錯覚を覚える。物語はまだ序章。主人公はこれからどんな道を歩むのか。『B・B』みたいにはならないで〜!そして《宇宙の王》とは?《門》とは?円環少女みたいなトンデモ展開が待っているのか?早く続きを!2016/06/18

AKF-ZERO

31
長谷さんの作品を読むのは『円環少女』以来。あの頃の尖ってて一見さんお断りみたいな文章も好きでしたが、以前に比べると随分と読みやすくマイルドな文章になりました。本作はSFロボスポーツ物で二人の兄弟の物語。熱い、とにかく熱い!お互いに負けん気全開でロボット・ストライクシェルでの対決は、空を翔る姿が目に浮かぶようでワクワクしました。そしてそれを見守るヒロイン達。とっても青春してます。ラストの展開はさすが長谷さん、一筋縄ではいきませんw 非常に面白かったです。早速続きを読まねば!2017/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11012095
  • ご注意事項

最近チェックした商品