ガガガ文庫<br> 異世界修学旅行〈2〉

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ガガガ文庫
異世界修学旅行〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094515930
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

異世界を堪能しすぎの修学旅行は続く。

修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされたものの、特にこの世界でやることもないので修学旅行の続きをはじめた沢木浩介たち。彼らと旅のスポンサーであるプリシラ王女は修学旅行を楽しんでいた。
異世界であろうと、修学旅行の定番コースは変わらない。お土産ショッピングをし、名物を食べ、史跡を巡って歴史に思いを馳せる。
しかし旅のもうひとつの目的である、異世界に散らばったクラスメート捜しはあまり進展していなかった。
そんな道中、浩介たちはドラゴンの脅威に怯える村に辿り着く。
浩介たちは「討伐してあげたい」と思うが、プリシラの「どういう脳の構造してたらドラゴンさんに勝てると思えるんじゃ? それとも将来の夢がひき肉なのかな?」というマジレスで冷静になる。ドラゴンは軍隊に任せてスルーしようとしたが、村人から「二か月前に突然現れた少年がドラゴンを諫めようと山へ向かい帰ってきていない」と知らされる。
聞けば聞くほどその少年はクラスメートっぽいので、一行はドラゴンが棲むという山へと向かうのであった――。

異世界を堪能しまくっている高校生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第二弾!

岡本 タクヤ[オカモト タクヤ]
著・文・その他

しらび[シラビ]
イラスト

内容説明

高校の修学旅行中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち。特にやることもない彼らは、旅のスポンサーであるプリシラ王女と共に異世界での修学旅行を楽しみつつ、各地に散らばったクラスメートを捜していた。そんな中、ドラゴンが観光名物になっている村に辿り着き、ドラゴンの棲む山に入っていった男の話を耳にする。聞けば聞くほどそれがクラスメートっぽいので、浩介たちはしかたなく山へ向かうのであった―。異世界を堪能しまくっている高校生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

44
異世界旅行コメディの2冊目。旅行先でドラゴンに出会っちゃう話。ファンタジーの大定番ドラゴンが観光資源と化したり、ハイファンタジー宝田の勇姿が見れたりと、今回も安定した面白さ。ドラゴンが出たからといって、一切ブレない辺りこの作品らしくてすごく好き。バカ騒ぎだけではなく、ちゃんと真面目で現実的なシーンが用意されているので、いい感じに楽しむことが出来ました。ファンタジーの世界で竜騎士団として山本昌の名を聞くことになるとは思わんかった笑 次巻はどんな旅になるのか。楽しみにまってます。2016/02/19

わたー

29
★★★★★面白かった。異世界召還モノなのに、私の世代直撃なパロディ満載なのが心地よいコメディ作品。まさか、この作品でうるっとさせられるとは思わなかった。キャラを立てつつも、等身大の高校生を丁寧に描いており、なおかつコメディとしてレベルが高いのは凄い。ハイファンタジー宝田が再登場したのも個人的にポイント高い。マイルドヤンキーな王女の発言も、このいい意味でぬるい珍道中にはスパイスになっていてグッド。これからの展開も楽しみだ。2016/02/21

アウル

26
この軽さが癖になる面白さ。笑わせに来るネタが自分の世代に近いため必然的に笑ってしまう。このノリでゆる~く続いていって欲しいな。次巻も楽しみに待とう。2016/02/24

流言

24
そうか、前回が文化祭の模擬店で、今回は学芸会ということか。擬似的に学校生活のイベントをファンタジーとして過ごすという内容でもあるのだな。そして、それを通した沢木浩介の成長譚でもある。ぐだぐだとしたゆるい作風ながらも、ドラゴンの正体という形でしっかり意外な落ちを用意しているのは流石。クラスメイトがみなキャラ立てのために極端にデフォルメされており、その代表が筋肉と鉄道だと言えるが、その筋肉と鉄道とバディを組まされる優等生ちゃんが気の毒……鉄道さんの趣味は開発事業で役に立つようなのでピックアップされて欲しいな。2016/09/29

サエズリ割津

23
かなり面白い。ドラゴンの棲む山にクラスメイトの目撃情報を得た一行がしかたなく山へ向かう話。プリシラの偏ったエンタメ知識や無色な主人公にキャラの濃いクラスメイトたちの面白さ健在。特にドラゴンを前にした剣客風キャラ属性てんこ盛り師匠の和泉の剣客とは思えない考え方に爆笑。ハイファンタジーは相変わらずでしたね。様々なネタで笑わせにきながらも物語として締めるところはきっちりしているのも面白さに繋がっていると思う。時を越える山本昌ネタが一番気に入った。このぬるっとした珍道中がどこまで続くのか。次巻も楽しみ。2016/02/21

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