ガガガ文庫 ふぉーくーるあふたー

水沢 夢【著】

小学館（2015/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 289p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094515862
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

4クールの後から始まる魔法少女の物語

女子高生・星上陽奈は、別の星からやってきた馬型UMA・ウマちゃんの導きで、星の力をその身に宿した魔法少女――"魔星少女"レイアーソルに変身。地球侵略を目論む宇宙人と一年にわたって戦い、壊滅させた。しかしその後、人知れず繰り広げられたはずの自分の戦いが、ウマちゃんの母星で娯楽番組として放映されていた事実が発覚！
魔星少女の戦いを母星で放映し、その変身アイテムや武器をおもちゃとして作成、販売する――それがウマちゃんのビジネスだったのだ。自分に黙ってそんなことをしていたのかと激怒する陽奈だったが、そんな折り、新たな宇宙人が襲来。再び地球は侵略の危機に晒される。もう見世物にはなりたくないが、地球を守ることができるのは自分だけ……葛藤する陽奈。そこでウマちゃんは最強の戦士である彼女に、新米魔星少女の育成係になることを提案する。果たして陽奈は、後任に世界を託し、無事に引退できるのか！？
一年間の戦いで地球を守り抜いた少女の"4クールアフター"……二年目の任務が、今始まる！！

『俺、ツインテールになります。』の水沢夢が放つ、新たな最強ヒロインの物語、ここに開幕！！ イラストを手がけるのは話題の俊英、bun150！！


水沢 夢［ミズサワ ユメ］
著・文・その他

bun150［ブン］
イラスト

内容説明

女子高生の星上陽奈は、宇宙人・ウマちゃんの導きで“魔星少女”レイアーソルに変身。地球侵略を企む宇宙人との一年にわたる戦いの末、壊滅させた。だが最終決戦の後、人知れず繰り広げられてきたはずの自分の戦いが、ウマちゃんの母星で娯楽番組として放映されていたことが判明！怒った陽奈は、さらなる悪の組織が襲来すると聞かされながらも、魔星少女の続投を拒否。そこでウマちゃんは、後任の選出と育成を提案し、今度は一緒に番組を作ることになるのだが…。魔星少女の二年目の任務“４クールアフター”が幕を開ける！！

著者等紹介

水沢夢［ミズサワユメ］
作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雅]

水沢夢らしい作品でした。熱いバトルもあれば、強烈なドタバタコメディもある。サラサラと読めて満足度は高いです。ツインテール＋貧乳＝蛮族という設定が「俺ツイ」ファンとしてはツボ

2020/05/24

[まりも]

水沢先生の新作。頭のネジが緩んだ女の子が魔法少女が、地球を侵略しようとする宇宙人と闘う話。こちらの世界でも貧乳が最強にして最恐だったり、マトモな人間が一人もいなかったりと、このクレイジー具合は初期の水沢夢先生らしくて笑わせてもらいました。青い蛮族さんと共闘とかしたら、きっととんでもない地獄絵図になること間違いなしや！熱量としては俺ツイに劣りますが、主要キャラのぶっ飛び具合ではこちらに軍配が上がりますね。UMAちゃんがストレスで死ぬんじゃないかと今から心配です(笑) 次巻も期待してます。

2015/12/19

[Yobata]

魔法を使わず己の武力だけで地球を守り抜いた魔星少女の星上陽奈は一年の戦いの末引退を決めるも、相棒であるウマちゃんから自分の活躍がウマちゃんの星でテレビ放送されているという真実を聞かされる。再びの危機に陽奈は別の魔星少女を探すも…。｢俺ツイ｣の水沢夢さんの新作。本作も変身ヒロインもので、貧乳の最強武闘派って愛香じゃないですかw?UMA好きで相棒のウマちゃんに本気で迫りよったり,後輩の遥のストーキングなど、キャラの濃ゆさの面白さで読ませるのは最初の頃の｢俺ツイ｣みたいだったね。故郷に女がいることを知った→

2015/12/17

[ナカショー]

筋肉バカの魔法少女が今までの活躍が遠い星で娯楽番組として放送していることがわかり、引退するため後任の魔法少女を鍛えていく話。これはひどい（ほめ言葉）。どうやら主人公の頭のネジが数本外れているようで、乳に対しての異様なまでの執着心が凄まじい。敵との戦闘をパンチ、キックで終わらせてしまう規格外の強さでラスボス級の敵が簡単に滅んでいくのがひたすらに面白かった。どこのワンパンマンだよってかんじでw次巻も非常に楽しみです。

2016/05/11

[わたー]

★★★★★素晴らしかった。俺ツイの水沢夢の贈る、新たなるツインテ…もといヒーローの物語。戦隊モノの次は魔法少女モノという、圧倒的日曜日感で進行するストーリーは、おじゃ魔女でいえば#とでもいうべき、「2年目」をユーモラスに描いていて面白かった。水沢先生が楽しんで書いているのが伝わってくるようだ。また、キャラも魅力的だった。UMAを溺愛する地雷女な蛮族、クレイジーサイコレズなストーカーという、およそヒーローには似つかわしくない二人をメインに据えるところに、作者らしい味を感じた。俺ツイと併せて楽しみである。

2015/12/23