ガガガ文庫<br> ケモノガリ〈6〉

電子版価格
¥649
  • 電子版あり

ガガガ文庫
ケモノガリ〈6〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094514117
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

クラブ壊滅へ。新たな戦いが始まる――。

――予感があった。
――決戦は近い。限りある命をガソリンのように消費している気分。
――予感があった。
――宿敵はすぐ手の届くところにいる。怨敵の影が見える場所まで近付い ている。
――予感があった。
――終焉は近い。何もかもの決着がつき、僕は消えて四散する。
――予感があった。
――別離は近い。それが一体誰との別れなのかは分からないけれど。
――これだけは、未知だった。
――全てが終わったとき、果たして僕は僕なのだろうか。それとも、僕以外 の何かなのだろうか?


楼樹たちはブラジルでクラブの会員に監禁されていた一人の少女を救う。だがそれは偶然ではなく必然。
そう、彼女の持つ才能がクラブ壊滅への新たな足掛かりとなるのだ――。
一方その頃、クラブでは7人の“聖父”が一堂に会する“聖霊会議”が開かれ、不穏な動きを見せていた。
楼樹たちにふりかかる新たなゲームとは!?
終わりに向かう始まりの戦いがここに!!


東出 祐一郎[ヒガシデ ユウイチロウ]
著・文・その他

品川 宏樹(GAINAX)[シナガワ ヒロキ(ガイナックス)]
イラスト

内容説明

ローマでの戦いに勝利してから1か月後―楼樹たちはブラジルを訪れていた。そこでクラブの会員に監禁されていた一人の少女を救う。だがそれは偶然ではなく必然。そう、彼女の持つ才能がクラブ壊滅への新たな足掛かりとなるのだ。一方その頃、クラブでは7人の聖父が一堂に会し“聖霊会議”が開かれ、闇に潜む怪物たちが、世界を愚弄するための語らいを、そして“ケモノガリ”赤神楼樹に対しての議論を始める―。楼樹たちにふりかかる新たなゲームとは!?終わりに向かう始まりの戦いがここに!

著者等紹介

東出祐一郎[ヒガシデユウイチロウ]
小説家/脚本家。自作ゲームのノベライズ作品『Bullet Butlers―虎は弾丸のごとく疾駆する』(小学館)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇん

16
再読。珍しく頭脳戦メイン。最高幹部である聖父との戦いも始まり物語は佳境に。最後に臨界点を迎えてしまっている主人公と犬神が不穏な感じですね。あとCIAのOBの爺様達がかっこよかったです2023/04/08

水無月冬弥

9
東出祐一郎(@Higashide_Yu)の #ラノベ 物語の終局に近づいている感じがひしひしとしますね。シャーリーのポーカー勝負もよかったけど、桜樹がまたリミッターを外したのが不安だけど、あやなと出会った時が一番どうなるか興味があるなあ2013/05/25

dodonba

4
8:エヴォリミテッド……?あの子完全に死亡フラグ立ててると思ったらそんなこともなくて逆にびっくり。次巻が最終巻っぽいので楽しみです。あとがきを規制派に見てほしいけど、彼らの目に入ることはないんでしょうね。2013/06/05

nanashi

4
楼樹の最大の危機はアストライアとの戦いではなく、シャテアと居るところをあやなに見られた瞬間に訪れるのではないだろうか……。2013/05/19

3
天才ハッカー・シャテアが新たに味方に加わりどんどん核心へと近づく8巻。今巻の見どころはなんと言ってもシャーリーと恩師の直接対決だろう。そして目的の遂行と引き換えにどんどん本来の自分を失いつつある赤神楼樹とイヌガミ。彼らが明確に「その境界」を越えてしまった場面の鮮明さをきっとこの先何度も思い出すことになるだろう。残り2冊で彼らの旅は終わりを告げる。余談だがあとがきに「暴力反対」と書かれていて吹き出してしまった。でもよくわかる。こんなに暴力炸裂ご遺体続出の作品が大好きな私も本当は暴力が大嫌いだから(?)2025/06/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6660043
  • ご注意事項

最近チェックした商品