ガガガ文庫<br> ささみさん@がんばらない〈7〉

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ガガガ文庫
ささみさん@がんばらない〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094513110
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

わたしは、主人公なんかじゃ、ない。

いつもの日常は戻ってきた。お兄ちゃんも、学校もいつも通りで新学期が始まる……。ただひとり、私だけを置いてけぼりにして。
日留女に自分の立場を取って代わられ、存在も希薄に漂うささみさん。そして、「私は、誰かの替わり?」つくりものの日常に気づき始める日留女。さらに父の帰還により、新たなる陰謀に目覚める情雨……。
利用されているのは誰なのか、陰謀と疑心が交錯し、響き始める不協和音――さらには、学校に邪神が這いより、正気を失うゲームが始まる!?
「最高神のちから」を取り戻すために、ダイスを転がせ!
おおきな陰謀と運命が、ささみさんと三姉妹、情雨、そして日留女を翻弄する。
日留女の、そしてお兄ちゃんの背負っている運命とは――!?
新たなる物語が動き出す3年生編。
『狂乱家族日記』『私の優しくない先輩』の日日日と、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』のイラストレーター左による強力コラボ第7弾。

日日日[アキラ]
著・文・その他

[ヒダリ]
イラスト

内容説明

わたしは、主人公なんかじゃ、ない―。お兄ちゃんのためにすべてを捨てて漂う「神様」となったささみさん、そして、代わりに「普通の日常」を送る日留女。いびつな日常に這い寄るのは、新学期の行事「邪神オリエンテーリング」??誰かの代わりの人生であることに気づき始めた日留女、うさぎさんに憑依してのんきに暮らすささみさん、そしてささみさんのライバルでありながら、宿命の敵である情雨…。運命と陰謀に利用されているのは誰なのか。春を迎え、三年生編に突入するシリーズ第7弾。ついにある謎が明らかに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KUWAGATA

29
今回はなんというのか、混沌が這い寄ってきたからなのか、これまでのように流れるような勢いで読み進められませんでした。場面は次々変わるし、視点も同様におさまりがつかないし、追いかけるのが大変でした。でも楽しかったです。クトゥルー神話にあまり興味が抱けないので、そういう意味ではちょっと物足りませんでしたが、思いもかけないラスボスが誕生して、物語的にはどんどん目が離せなくなってきました。2013/02/02

Yobata

23
神臣と日留女を救うため自分を犠牲にし、神になった鎖々美。その鎖々美の位置に日留女が来て、日留女の日常が始まる。新学期になり、春期オリエンテーションとして「邪神オリエンテーション」なるものが開催されることに。つるぎの悪戯だろうと思っていたが、これはクトゥルー神話をモチーフにし、たまが考えだしたのだという。しかし、その裏には復活した「アラハバキ」の首領が…。そしてその手は日留女にまで…。布津野弥火という謎の少女の助言などと頼りに首領の企みを止めることができるのか?鎖々美とかがみと情雨の百合三角関係はなにw?→2012/06/18

ソラ

21
神臣やミッちゃんの正体、アラハバキ編は一応終了かな。クトゥルー神話の絡みでニャル子さんネタが出てきて思わずニヤリとしてしまった2013/02/16

baboocon

15
日留女の願いを叶えるために神霊となって彼女たちの生活を見守るささみさん。平穏な生活が続いていたけれど、邪神オリエンテーリングという怪しげなイベントが桜ノ花咲夜学園で開かれることに。一方日留女は蘇った「アラハバキ」の首領に接触を受け・・・。小説から生まれたクトゥルー神話までモチーフにするとはって感じですが、おどろおどろしい校内TRPGの雰囲気はなかなかよかった。それにしても情雨にはあまりに辛い仕打ちだなあ・・・。布津野弥火の正体とか神臣の正体とか、日留女のラスボス化とか・・・。どうなってしまうんでしょう。2013/02/23

柏葉

11
アニメ化おめでとう!漫画化もドラマCD化もすっ飛ばして、まさかアニメ化とは。続報を待つ。日留女に身体を譲り、ふわふわとした神様として過ごす鎖々美さん。肉ちゃんの身体に入り、かがみや情雨ときゃっきゃうふふな触れ合いをする場面にニヤニヤした。その後は、シリアス展開。たまとアラハバキ首領のパパが作った、クトゥルー神話がベースで学園が舞台のTRPGに翻弄される。ふざけたシーンもあるけれど、基本はシリアスベース。最後のシーンより次巻もシリアスになりそう。うーん、いいんだけど、もっと日常系の小話を楽しみたいなぁ。 2011/12/23

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