ガガガ文庫 神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使

有沢 まみず【著】/若木 民喜【原作】

小学館（2009/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 277p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094511376
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

コミック×ライトノベルの最旬コラボ！！

「週刊少年サンデーで」連載中の『神のみぞ知るセカイ』。

若木民喜のコミックを『いぬかみっ！』『ラッキーチャンス！』などで人気のライトノベル作家・有沢まみずがオリジナルストーリーで初のノベライズ。

ギャルゲーの天才、「落とし神」と呼ばれる少年・桂馬と、地獄から派遣された可愛い悪魔・エルシィがリアルの女の子を攻略する。
小説版だけに登場するオリジナルヒロインが登場、桂馬が二人の「同時攻略」にも挑戦する。「ボクは助けられたのか、あの、天使みたいな女の子にーー」落とし神・桂馬が出会ったのは、桂馬が苦手とする属性をもつ不思議な女の子。その少女を攻略することになり、苦戦を強いられる桂馬の前に、もう一人の「駆け魂」の持ち主も現れて……？



有沢 まみず［アリサワ マミズ］
著・文・その他

若木 民喜［ワカキ タミキ］
原著/イラスト

内容説明

「ボクは助けられたのか、あの、天使みたいな女の子に―」落とし神・桂馬が出会ったのは、桂馬が苦手とする属性をもつ不思議な女の子。その少女を攻略することになり、苦戦を強いられる桂馬の前に、もう一人の「駆け魂」の持ち主も現れて…？ギャルゲーの天才、「落とし神」と呼ばれる少年・桂馬と、地獄から派遣された可愛い悪魔・エルシィが現実の女の子を攻略する『神のみぞ知るセカイ』。「週刊少年サンデー」の人気連載コミックをラブコメのスペシャリスト、有沢まみずがオリジナルストーリーでノベライズ。

著者等紹介

有沢まみず［アリサワマミズ］
１９７６年生まれ。電撃ゲーム小説大賞銀賞を受賞

若木民喜［ワカキタミキ］
１９７２年生まれ、大阪府出身。１９９３年、第３３回小学館新人コミック大賞入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とら]

原作が好きなので購入。有沢まみずさんといえばラブコメ界の伝道師ですが、見事にこの異色ラブコメ漫画をノベライズしてくれました。イラストが原作者だからなのかもしれないけれど、本当に、漫画「神のみぞ知るセカイ」を読んでいる様でした。でも、やはりちょっと違うんです。心理描写や、攻略する際の推理描写。こういうのが緻密に描ける！原作者が言っていた通りです。テンポが少しゆっくりだなあ、と思ったわけです。でも、何はともあれ、面白かった！原作だけじゃ足りなかったからなあｗ凄く良いノベライズだったと思います。軽く読めるしね♪

2012/04/10

[そのぼん]

コミックの方を読んでいないせいか、かなり作品の世界に入り込みづらかったです。解ったような解らんような世界観でした。主人公、何故にこんなにモテるのか・・・。ゲームなのか、現実なのか、とても微妙な雰囲気でした。原作を知らなくて読んだので厳しかったのかもしれません。

2013/01/30

[kemuta]

漫画ではなく小説だからこその同時攻略なのだと思うのですが、どうしても攻略が中途半端な感じがしてしまいます。小説ならではの攻略が出せれば、更にセカイが広がりそうな感じがしました。

2010/10/27

[8番らーめんＲ]

※１小説ならではの2人同時攻略でしたが必然性は薄いかも。しかも透編については攻略が拍子抜けするほどあっさり。別々のflagにしたほうが一話ごとの流れがスムーズになると思った。一方、小説ならではのモノローグがたっぷりあるので読み応え充分。麻美編の悩みは結構皆が持ってるんじゃないか。満足。※１もっともエルシィがいなければこその●●トリックでしたね。マンガをただそのまま小説にしたのとは違うのはさすが。

2011/05/07

[星野流人]

現実世界で女の子を攻略する、若木民喜さんのラブコメ漫画「神のみぞ知るセカイ」のノベライズ版。個人的には、地味に初の有沢さん。 神のみ世界をうまく小説という形で再現できており、神のみファンとしては好印象。しかしコテコテの漫画表現までも再現せずとも、とはちょっと思った。ストーリーはシリーズ初の同時攻略ながら、最終的にそれぞれ別個で攻略していくのなら、わざわざ同時進行させる必要なかったのでは？とも。 あとなんていうか、透の攻略、すげえあっさり。

2012/04/16