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内容説明
1999年末に起こった同時多発テロ“拡大人的破壊”。世界を欺いた首謀者の名は九重白雪。白雪の側近シャトー・S・テイアラが、七歳美郁を狙い聖バーナード高校に現れる。つぎつぎと洗脳され、美郁に牙を剥く友人たち。今近衛久遠の到着は遅れていた。世界最強の男・外木場外郎を召喚する禁断のプログラム“救世主殺し”を用いた代賞として、久遠のデータは焼きつき、躰は軋む。非力な美郁に残された選択肢は、“非礼自在”で友の頭脳を破壊するか、死か。そして荒礼ユウのもとを訪れた、あの人物。死の足音が、迫る。
著者等紹介
陸凡鳥[クガボンチョウ]
立命館大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
2
な~んかぴんと来ない2018/10/17
ナガマツ
1
登場人物にたいする容赦のなさが異常。最後には誰もいなくなるんじゃないだろうか。幸せそうな人がだれもいない。白雪が美郁に言った言葉が今後の美郁の行動にどう影響を及ぼすのか。次また非礼自在を親しい人に使うときに躊躇を引き起こすんだろうな。はたまた、本物の外木場が帰ってきたことで、残酷な選択を全て外木場に押し付けられるのか。美郁のことだから外木場の行動に反対しないし、正しいことなんだ、って自分を説得するんだろけど、それもいつまで持つのか。本物の最強と偽善の女王の直接対決が次巻あたりできそう。2009/09/24
小娘とドラゴン
1
前回よりすっきりとした構成になり読みやすくなった。だが、設定に縛られ何が起きても予定調和に感じてしまう。設定の殻をやぶることができれば、面白さは何倍にもなるだろう。2009/06/20
catfist
1
3へのつなぎ。主人公が“世界最強”なため、誰を当てても格下になってしまう難しさ。バトルの盛り上がらなさは、設定が人間関係ベースで組まれているせいもあるだろう。2009/06/13
mace
1
前巻にも増して設定のはったり感がすてきだ.いよいよ真打ち登場で次巻に所長の再起は果たしてあるのやら2009/03/11