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出版社内容情報
人気急上昇のゴシック・コメディ第3弾!
最近の日課はアリッサを師範代に迎えての魔術訓練。「こらっ、ケースケ、寐てるとはたくわよ!」ぐげっ! そんな放課後を過ごしつつ、ある夕暮れの下校時、僕は、≪群れ≫の一員オウルと再会した。彼は再び宣戦布告をしてくるのかと思いきや、対話による「和解」をしたいのだという。「そもそもきみは≪方舟≫の行いが、本当に正しいと思っているのかね?」突然、彼の口から出た意表をつく質問に、僕はふと立ち止まる。アリッサを信じて戦ってきたけれど、“本当のこと”など、何も知らない。かつて、この地上は魔法で満ちていたのだという。それを簒奪したのが大魔術師ヒース=ストーリング、つまりアリッサのお爺様。「彼は世界の理を歪め、人間から神を奪った。君の右手は≪魔狼≫などという不条理なシステムの生贄に選ばれた。それは正しい行いなのか? そしてそれと対立する我々は悪なのか?」オウルに問われ、僕は自分の右手を見つめながら悩む――本当に正しいこととは何なのか……。
すれ違い始めた僕とアリッサのまえに、アリッサを「天使」と呼ぶ、謎の少女が現れる――なぜだろう、僕はその彼女と、ずいぶん前にも一度、出会っているような気がした……。
ツカサ[ツカサ]
著・文・その他
近衛 乙嗣[コノエ オトツグ]
イラスト
内容説明
最近の日課はアリッサを師範に迎えての魔術訓練。「こらっ!ケースケ、寝てるとはたくわよ!」ぐげっ!そんな放課後を過ごしつつ、ある夕暮れの下校時、僕は、“群れ”のオウルと再会した。宣戦布告かと思いきや、対話による「和解」をしたいのだという。「そもそもきみは“方舟”の行いが、本当に正しいと思っているのかね?」突然、彼の口から出た意表をつく質問に、僕はふと立ち止まる。アリッサを信じて彼女と戦ってきたけれど、本当のことなど、何も知らない。すれ違い始めた僕たちの前に、アリッサを「天使」と呼ぶ、謎の少女が現れる―。なぜだろう、僕は彼女を、知っているような気がする…。
感想・レビュー
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