ガガガ文庫<br> されど罪人は竜と踊る〈1〉

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ガガガ文庫
されど罪人は竜と踊る〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 451p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094510720
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あのビッグシリーズ、ガガガ文庫へ!!

あの“暗黒ライトノベルの始祖にして最終作”がガガガ文庫に登場! 2003年から2006年、角川スニーカー文庫からリリースされ、旋風を巻き起こした問題作『されど罪人は竜と踊る』シリーズが、再構成&大幅加筆を経て完全真説版となってここに新生! 著者浅井ラボ自ら「描かれるべきことをすべて描いた。これが完全版です」と言い切る。

咒式。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。咒式を使い、トラブル解決と賞金稼ぎの仕事に明け暮れる攻性咒式士である二人、ガユスとギギナ。ガユスは自ら呼び寄せる不運を機転でどうにか乗り切ろうとし、美貌だが残酷な剣士であるギギナは巨大な屠竜刀で斬りまくる。<異貌のものども>や賞金首を追う彼らは、エリダナの街に交錯する<竜>との戦いや大国の陰謀に巻きこまれていく。

策謀を巡らし超大国を牛耳るモルディーン、似ても似つかない双子の最強翼将イェスパーとベルドリトなど、シリーズえを通して絶大な人気を集める多彩なキャラクター達が次々と登場する第1弾!!


浅井 ラボ[アサイ ラボ]
著・文・その他

宮城[ミヤギ]
イラスト

内容説明

咒式。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。咒式を使う攻性咒武士である二人、不運を機転で乗り切ろうとするガユスと、美貌だが残酷な剣士であるギギナ。“異貌のものども”や賞金首を追う彼らは、エリダナの街に交錯する“竜”との戦いや大国の陰謀に巻きこまれる。ライトノベルの概念を変えた“暗黒ライトノベルの始祖にして最終作”の名を欲しいままにする「されど罪人は竜と踊る」シリーズ第1巻が、大幅加筆され完全真説版となって、ここに新生。

著者等紹介

浅井ラボ[アサイラボ]
1974年7月12日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

100
『咒式』。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。中世風の世界観を醸し出すエリダナの街で異貌のものどもや国家の権謀術数が渦巻く厄介で一筋縄ではいかない争いに、『咒式』と呼ばれる魔法を科学的に理論付け体系化した能力を駆使し、立ち向かう攻性咒武士の不幸にして不運なガユスと美貌の戦闘狂ギギナコンビが、うんざりするほどびくともしない強敵相手に、皮肉を垂れながら事件の謎を紐解いていく無骨ハードダークファンタジー。2025/02/26

流言

59
吹き荒れるような設定の連打と、読者にわかりやすく書こうという気持を全く感じさせない言葉のチョイスで紡がれるダークファンタジー。どちらも小説においては好まれない行為のはずで、描かれた文章を丁寧に追おうとして前半はとても物語に入り込めなかったがなんとなく流れで読み飛ばしつつ雰囲気を味わうものだと理解してからは心地よいアクション物として楽しむことができた。慣れてしまえば設定の羅列も作中に描かれる謎現象が跋扈する荒唐無稽な魔法を裏付ける不思議な説得力になる。筆力で押して押すのが魅力のパワー&クラッチ小説と言える。2015/02/05

ゆなほし

35
咒式を操り異貌のものどもや賞金首を狙う咒式士であるガユスと相棒ギギナは、エリダナの街で大国の陰謀に巻き込まれる…。非常に良い。暗黒ライトノベルの始祖にして最終作と言われるだけあり、オリジナリティ溢れる咒式の設定、キザで魅力的な主人公達、竜との戦い…全てが振り切った勢いで最後まで飽きさせない。ガユスとギギナの掛け合いも面白く、また伏線の回収も鮮やかで上手くまとまっており、非常に良く出来た1巻である。背後にまだまだ広がりを感じさせる世界観に、続刊も期待できる作品だった。2020/05/31

mahiro

11
オーフェンに似てると言う事で息子のお勧め本。ストーリーもキャラも悪くないが咒式の蘊蓄や描写を読むのがめんどくさい、のめり込めない、続巻を読むかは未定・・あ、アニメは見た。2018/11/23

ミヤト

10
再読。改めて読み直すと楽しめた。厨二病全開の言い回しや設定だとわかったうえで読むとのめり込める。ギギナとガユスの軽口は辛辣だが、なんだかんだ仲がいい。枢機卿のヤバさは相当。倒せる日は来るのか。専門知識を容赦なく突っ込んでくるのは今回もややノイズだと感じてしまった。2023/01/23

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