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内容説明
ある村で行方不明者が続出した。雨あがりの日に帰らなかった田之倉水季もそのうちの一人だった。そして水季の姉・水萌が『GS美神』の事務所を訪れる。依頼はもちろん、水季を捜し出すこと。ただの行方不明ではなく、何か不思議な力がはたらいているのではないかと言った水萌の言葉を信じて、美神は助手の横島、おキヌとともにその村を訪れた。過去の記憶と現在が交錯し、再び『あいつ』が現れた…。椎名高志の代表作、幻の小説版が待望の復刊。
著者等紹介
松井亜弥[マツイアヤ]
ライター
椎名高志[シイナタカシ]
漫画家。1989年『Dr.椎名の教育的指導!!』でデビュー。1992年、『GS美神極楽大作戦!!』で、第38回小学館漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にたま
1
公式の本というよりは、よくできたファンフィクションを呼んでいる感じでした。妖怪の正体がいまいちよくわからないまま、しかもきちんと倒せているのかどうかちょっと怪しい。いつか復活しそうなんですよね。少し中途半端な終わりで消化不良。2012/08/05
銀城
1
当時の椎名先生によるイラストにすごく時代を感じる・・・原作の雰囲気は良く出ていたともうけど、話の内容はページ数の割に薄い印象。2009/03/19
ao
1
15年前にスーパークエスト文庫で発売された小説の新装版。……15年まえかー。2008/05/24
はつかねずみ
0
見かけたので思わず。 原作との設定の違いがあちこちに見られた上キャラ設定が割と初期だったのでもにょりつつ読んでいたけど、後書き読んで納得。 連載中に出した本の復刊だったのか……それを踏めて考えると、もにょってたところが消えてキャラのらしさが浮かんでくるな。 しかし、結局この話の敵って“何”だったの?2014/05/08
よむよ
0
悪くなかったけど、全体的に原作に比べてキャラ描写が薄かったかなぁ。あと、一人称描写が前置きもなく、セパレーターもなく、人物が切り替わるのはさすがにどうかと思った。気になったのはそれぐらいかな。あああと、妖怪にとどめを刺すのがただのダイナマイトってオチもどうかと思った。倒せてるのあれ?/もう何冊か書けばこなれてきて面白くなりそうな雰囲気だったので、この1巻で終わらせずに何作か買いて欲しかったな。2013/02/07