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出版社内容情報
ペット語を解する男が見た哀しい犬の受難。
痩せ細ったシェパードを将が発見。連れ帰って手当てするが、ペットの言葉がわかる悠次にも無反応。そして、突然の脱走。この犬にいったい何があったのか!気になる二人が見たものは、ある哀しい出来事。感動の6弾
内容説明
悠次はアルバイト先(ペット同伴歓迎の喫茶店)で、アクセサリーのように犬を使い捨てにする女の噂で嘔吐!そんな折、将は、痩せて怪我をしているシェパードを発見、タマ掛かり付けの動物病院に入院させたあと引き取った。虐待されて人間不信に陥っているのか、威嚇のように唸るだけで、悠次もお手上げ状態。将は、テリトリーを侵され憤るタマに哀願して犬の説得に当たらせるも無反応…。しかし将の幼い姪が抱きついた時、カイザー(命名by将)が怒ったのは、姪を叱る将に対してだった。そして子供を守るのに必死な様子の犬が、突然脱走した!自分のかなしい家に向かって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
6
大学生二人と猫一匹というチームに加わる、シェパード初登場♪ なんせ猫のタマがタダ者ではないので、口数が少なくて冷静なシェパード・カイザー(いい名付けセンスだ、将)が、わたしは以前から好きなのです。動物好きにはモヤッとくるエピソードで、スッキリとはいかない結末ですが、カイザーは救出できたので、ひとまずはよしとします。2014/02/19
hisoka 秘
0
今までの舞台が家中心としたら、ここからは悠次のバイト先ドッグカフェ、バックヤードが多く出てきます。犬馬鹿悠次の本領発揮。再読2013/07/10




