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出版社内容情報
李芳准の故郷を襲った大洪水から3年間、彼は旅を続けたが、洪水にのまれる親友を見殺しにした自責の念に耐えかね、ある日大河に身を投じた。しかし、香蘭という娘に命を救われ、“井宿”(ちちり)になるべく修行が始まった!!
内容説明
李芳准は故郷を襲った大洪水から3年、流浪の旅を続けていた。だが、許嫁を奪った親友が洪水にのまれるのを見殺しにしたことに自責の念は募るばかり。絶望の淵にいた芳准はある日、大河に身を投じる。しかし、香蘭という許嫁と同じ名の娘に助けられ、“朱雀七星士の井宿”になるための厳しい修行が太一君の下、大極山で始まった。それは自分の心との戦いでもあった。そんな時、倶東国の心宿が香蘭の村の水没計画を進めるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和夜
7
【再読】普段へらへらしてる人に壮絶な過去があったらそりゃグッときますよ。井宿が昔の事件を乗り越える過程が知れてよかったです。流石に翼宿ほどギャグはなかったね。改めてこの外伝シリーズを読んでから本編を読むと感慨深いです。2016/08/01
ぽてぽて
5
【サイクル本】本誌じゃ、ちょっとやそっとの事では体型が3等身のままな井宿の朱雀が現れるまでの話。娘々と井宿はこの時から付き合いがあるんだねー。そりゃ懐きますわ(笑)天帝がモブ扱いだったり、心宿は昔から心宿で。青龍陣はどうにも好きになれないけど、裏を読んだら仕方ないことなんですよね。だって彼にも悲しい過去がー。次巻はまだ未入手だけど柳宿の話か‥‥ 本誌読み終え、時が経つと柳宿の深い愛情と漢気が嫌でも感じれてまう!いまだに好きな本すぎて、読んでると10代前後に戻れる!( *´艸`)2015/03/16
まき
1
実家の本整理にて。井宿が井宿となるお話。あの事件からどうやって立ち直ったか。あの期間の唯も出てくるので、必見。
QU
0
案外修行期間身近かかった井宿
punto
0
追記。2009/02/01
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- 和書
- 高慢と偏見 河出文庫