出版社内容情報
平成の仏師が大阪弁で語る「般若心経」の神髄。
「般若波羅密多」ということばは、ごっついありがたい真言やさかい、大事にしなはれや。生まれることも死ぬことも、りんごが木から落ちるのと同じ自然のなりゆきやねんから、なーんにも怖がることなんかあらへんねん。 運気溢れる招福童子たちが浪花語りで案内する愉快な般若心経の世界。 ★文庫オリジナル
藪内佐斗司[ヤブウチサトシ]
著・文・その他
内容説明
平成の仏師が語る大阪弁「般若心経」。
著者等紹介
籔内佐斗司[ヤブウチサトシ]
1953年大阪生まれ。仏師・彫刻家。東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。同大学大学院美術研究科を修了。その後七年間を同大学保存修復技術研究室助手として、奈良の新薬師寺などの文化財修復作業に従事。ここでの経験が氏の造型美学の根幹となった。明治以降、日本人が西洋近代主義受容の過程で失った東洋的自然観の復権、再構築が氏のテーマである。軽妙、洒脱の中に潜む諧謔、東洋的運気に満ちあふれた作品群は、海外でも評価が高く、こどもから大人まで多くのファンをもっている。第二十一回平櫛田中賞受賞、ほか受賞多数
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