小学館文庫
YEN復活―3つのキーワード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094177411
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

アメリカに「再逆転」する日は来るのか。

 1980年代末に、日本が世界の金融界を支配する近未来像を描いてベストセラーになった著者のデビュー作『YEN!』。しかし、その予測はバブル崩壊によって幻に終わる。この10年余り、日本の経済政策のどこに誤りがあったのか。アメリカはどのような意図を持って「逆転」に成功したのだろうか。 本書は、バブル期以降今にいたる日米経済戦争の裏側をえぐり出すと同時に、小泉政権vsブッシュ政権の構図の中でこれからに本が復活するにはどのような道があるのかを探り、提言する。●文庫書き下ろし

内容説明

1980年代末に「円」は、21世紀、世界の基軸通貨になるのではないかとまでいわれた。日本が世界の金融界を支配する近未来像を描いてベストセラーになった著者のデビュー作『YEN!』。しかし、その予測はバブル崩壊で幻に終わる。日本の経済政策のどこに誤りがあったのか。アメリカはどうして「逆転」に成功したのか。本書は、バブル期以降今に至る日米経済戦争の裏側を分析すると同時に、新しい小泉政権vsブッシュ政権の枠組みの中で、これから日本が復活する道を、「構造改革」「IT革命」そして第3のキーワードから探る。

目次

第1章 経済大国の興亡(世界を震撼させたYENの脅威;21世紀は「日本の世紀」になるはずだった ほか)
第2章 アメリカ独り勝ちの構図(わずか8年間での「大逆転」;日本の富は企業の富 ほか)
第3章 「失われた10年」とクリントン政権(日本への闘争心をむき出しにしたクリントン;「情報ハイウェイ」で先行したアメリカ)
第4章 小泉政権とブッシュ政権(「新保守主義」の正体;誰のための「構造改革」なのか ほか)
第5章 「構造改革」と「IT革命」に次ぐ第3のキーワード(「IT革命」は失業者を増やすか?;日本の「IT革命」4つの目的 ほか)

著者等紹介

バースタイン,ダニエル[バースタイン,ダニエル][Burnstein,Daniel]
ジャーナリスト。1953年、ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学バークレー校を卒業。『ニューヨーク・タイムズ』ほかを中心に活躍。また、民間の投資銀行、ブラックストン・グループ上級顧問の肩書きも持つ
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