出版社内容情報
脳腫瘍の夫を見送った妻が見つけた家族の形。ベストセラー完結版。
脳外科医の夫が、自ら専門とする悪性脳腫瘍に襲われた。いずれ死を迎えることを本人が誰よりも知っていた。死への恐怖と、やり残した仕事への未練、そして残していく娘と妻への想いで、追いつめられる夫と、彼を支える妻。ギリギリの闘いが続く中で、夫婦は必死に前向きに生きる道を模索する。そして約2年にわたる闘病の中で、仕事一途で家庭を顧みることのなかった夫は、妻や娘との濃密な時間を過ごし、本当の家族関係を見つけていく。
内容説明
脳外科医の夫が、自ら専門とする悪性脳腫瘍に襲われた。やがては脳死状態となり、いずれ死を迎えることを夫本人が誰よりも知っていた。死への恐怖と、やり残した仕事への未練、そして残していく娘と妻への想いで、追いつめられる夫と、彼を支える妻…。ギリギリの闘いが続く中で、夫婦は必死に前向きに生きる道を模索する。そして約2年にわたる闘病の中で、仕事一途で家庭を顧みることのなかった夫は、妻や娘との濃密な時間を過ごし、本当の家族関係を見つけていく。
目次
第1章 夫の死
第2章 襲いかかる病魔
第3章 最悪の病名
第4章 最後の闘い
第5章 濃密な日々
第6章 本当の自分
第7章 もう一人の隆信さんを探して