出版社内容情報
政府の安全宣言が信じられないあなたに。
日本でも狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)が発生し、国産の牛肉も安全とは言えなくなった。これに対して政府は、全頭検査をはじめとする対策を打ち出し「安全宣言」を行った。しかし、二転三転した農水省・厚生労働省の対応や生産者偏重の姿勢に、消費者の「牛肉離れ」は加速するばかりだ。はたして、本当に安全な牛肉とは何か? 著者は、中央官庁をはじめ日本全国の関係機関や業界団体などにも粘り強く取材。またデンマークなど海外の現状をも追った。一方で「消費者が知っておきたい!! 狂牛病から身を守る基礎知識」を第2章に収録。Q&A方式で「安全な牛肉」が一からわかる。解説・溝口敦。
内容説明
日本でも狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)が発生し、国産の牛肉も安全とは言えなくなった。これに対して政府は、全頭検査をはじめとする対策を打ち出し「安全宣言」を行なった。しかし、二転三転した農水省・厚生労働省の対応や生産者偏重の姿勢に、消費者の「牛肉離れ」は加速するばかりだ。はたして、本当に安全な牛肉とは何か?著者は、中央官庁をはじめ日本全国の関係機関や業界団体などにも粘り強く取材。またデンマークなど海外の現状をも追った。一方で「消費者が知っておきたい!!狂牛病から身を守る基礎知識」を第2章に収録。Q&A方式で「安全な牛肉」が一からわかる。
目次
第1章 騒ぎのなかで注目される牛肉
第2章 消費者が知っておきたい!!狂牛病から身を守る基礎知識
第3章 消費者不在の農水省の狂牛病対策
第4章 「安全宣言」の安全性と疑問
第5章 農水省は農家に対しての指導も不十分だった
第6章 地方からの反乱に屈した農水省
第7章 首尾一貫しない厚労省の優柔不断さ
第8章 なぜデンマークには狂牛病パニックが起こらなかったのか?
著者等紹介
前屋毅[マエヤツヨシ]
1954年鹿児島生まれ。「週刊ポスト」の経済問題メインライターとして活躍する一方、金融や政治、社会問題をテーマに著作活動を展開
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