小学館文庫
トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094161182
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0134

出版社内容情報

 2004年3月期の連結決算で純利益一兆円を突破し、製造業世界一の座についたトヨタ自動車。「強さ」のわけは、累計生産台数3000万台に達する史上最強の世界戦略車「カローラ」抜きには語れない。張富士夫社長、歴代「カローラ」のチーフエンジニア、現9代目「カローラ」の開発に携わった技術者やデザイナー、総勢21名への取材を敢行して解き明かす「強いトヨタ」の秘密とは? 世界に冠たる日本のモノづくりの原点がそこにある。

内容説明

純利益一兆円突破!二〇〇四年三月期決算で、日本企業初となる大記録を打ち立て、製造業世界一の座についたトヨタ自動車。累計生産台数三〇〇〇万台に達する史上最強のベストセラーカー「カローラ」が、その強さの秘密を物語る。一九六六年の誕生以来、積み重ねられてきた進化の歴史と、開発の最前線。張富士夫社長、歴代「カローラ」のチーフエンジニア、現・九代目「カローラ」の開発に携わった技術者やデザインナーなど、総勢二一名への取材を敢行。世界を制する日本のモノづくり―その原点に迫る。

目次

第1章 ゼロからの出発
第2章 デザインを創る
第3章 世界一の部品づくり
第4章 モノづくり魂
第5章 「途上国日本」のチャレンジ
第6章 大衆がつくる巨大市場
第7章 日本のモノづくりのアドバンテージ
終章 トヨタウェイの真髄

著者等紹介

片山修[カタヤマオサム]
名古屋市生まれ。経済ジャーナリストおよび経営評論家、学習院女子大学客員教授。緻密な現場取材に支えられた企業経営論、組織論、人事論には定評がある
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感想・レビュー

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コホーー

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ヨーロッパの石造りの街並みに似合うクルマのデザインとは何か。アメリカ、ヨーロッパ、日本では、シートの固さ、クルマから出る機械音、ブレーキの効き・ストロークひとつとっても好みや許容範囲が異なる。トヨタのクルマづくりは、主査制度(1人の主査に1つのプロジェクトの全権限と全責任を持たせる)の下、販売先(地域・国)の状況を把握し、失敗をおそれず、チャレンジすることが大事。「主査は製品の社長であり、社長は主査の助っ人である。」とは初代会長の豊田英二の言葉。トヨタには「できないという言葉はない」がらしさ全開で印象的。2022/06/13

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