出版社内容情報
ここは二度と来られない、ならば死んでも撮る
写真家・白川義員が1984年に発表した作品集を初文庫化した『悠久の山河 中国大陸上巻』。7000メートル超の高峰連なるヒマラヤ、カラコルム、パミール・天山の荘厳で神秘的な山々の姿。玄奘三蔵ゆかりのシルクロードに広がる乾いた流砂の大地。壮大な美しい中国大陸の風景写真と、決死の覚悟で臨む著者の撮影記が熱く胸に迫る写文集。
白川 義員[シラカワ ヨシカズ]
著・文・その他
内容説明
「地球再発見」をテーマに五大陸を踏破し、不屈の精神で前人未到の挑戦を続ける写真家・白川義員。一九八四年に出版された作品集を初文庫化した『悠久の山河 中国大陸上巻』の続編。中国側から初めて本格的に撮影されたヒマラヤ、カラコルム、パミール・天山の姿は七千メートルを超える高峰が連なり、荘厳で神秘的。また、玄奘三蔵ゆかりのシルクロードには、風化した廃墟や乾いた流砂の大地が広がる…。壮大なる中国大陸を捉えた美しくダイナミックな風景写真。決死の覚悟で臨む著者の撮影記と相まって強く胸を打つ、迫力の写文集。
目次
天上世界―ヒラマヤ
氷峰屹立―カラコルム
秘境無辺―パミール・天山
流砂回廊―シルクロード
著者等紹介
白川義員[シラカワヨシカズ]
1935年愛媛県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。ラジオ局やテレビ局勤務を経て62年よりフリー。アルプス、ヒマラヤなど大自然に挑む写真家として世界に知られる。現在は『世界百名瀑』で滝を取材する日々。芸術選奨文部大臣賞、全米写真家協会最高写真家賞、日本芸術大賞など受賞多数
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