小学館文庫<br> 土門拳 古寺を訪ねて―奈良西ノ京から室生へ

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小学館文庫
土門拳 古寺を訪ねて―奈良西ノ京から室生へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 205p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094114225
  • NDC分類 702.17
  • Cコード C0126

出版社内容情報

愛してやまなかった室生寺、そして薬師寺、唐招提寺。

 昭和14年、はじめて室生寺を訪ねて以来40年近い歳月を古寺巡礼に費やした土門拳。車椅子になっても撮影を続けた彼のライフワークより、クローズアップ写真を中心に選り抜き、写真家としての目が光る名エッセイとともに大和の古寺をガイドする。ポケットサイズながら迫力に満ちたビジュアルシリーズ第2弾。天平文化の精華・薬師寺と唐招提寺、仏教伝来の地・飛鳥の里、土門拳が愛してやまなかった室生寺をはじめ、奈良の寺をめぐったカラー・モノクロ写真100点収録。巻末に土門たみ夫人の語り下ろし回想記を掲載。

内容説明

昭和14年、はじめて室生寺を訪ねて以来40年近い歳月を古寺巡礼に費やした土門拳。車椅子になっても撮影を続けた彼のライフワークより、クローズアップ写真を中心に選り抜き、写真家としての目が光る名エッセイとともに大和の古寺をガイドする。ポケットサイズながら迫力に満ちたビジュアルシリーズ第2弾。天平文化の精華・薬師寺と唐招提寺、仏教伝来の地・飛鳥の里、土門拳が愛してやまなかった室生寺をはじめ、奈良の寺々をめぐったカラー・モノクロ写真100点を収録。巻末に土門たみ夫人の語り下ろし回想記を掲載。

目次

薬師寺
唐招提寺
飛鳥の里と南大和の寺
室生寺と室生の里
土門の思い出(土門たみ)

著者等紹介

土門拳[ドモンケン]
1909~90年。山形県酒田市生まれ。1935年、日本工房に入社、報道写真家としてスタートする。39年、はじめて室生寺を訪れ、翌年から古寺巡礼を開始。戦前戦後を通じ寺院の建築、仏像を撮り続け、好きなものだけを対象として、クローズアップしてとらえる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

83
土門拳の写真はやはりどこかが違う。どの仏像もまるで生きていて今にも動き出しそうに感じる。奈良の名刹の数々。やはり唐招提寺と室生寺には格別な感慨がある。土門さんの言う通り、唐招提寺には凛とした空気、今にも律宗のお坊さんたちの念仏の声が聞こえてきそうな気配。「天平の甍」を読んだ後では尚更に鑑真和上の像には厳かさを感じる。室生寺の優しい女性的な仏様とお寺の雰囲気。またお参りに行きたい。特に何か、特別な事が書いてあるわけではないけれど、何故だか胸が熱くなり、涙が出てしまう。お寺はやはり、私の心の故郷なのだ。2020/10/29

ikedama99

7
写真も見たことがあるものもあるが、初見も多い。撮った本人が書く文章はやっぱり面白い。こだわり一杯の写真とそれが生み出されるまでの話など・・。写真をパラパラと眺めていく、じっくり見る・・でもいい。地元にある土門拳写真館に行きたくなった。2023/06/20

gonta19

6
2008/9/17 7&yにて購入 2009/2/10~2/15 電車・バス移動用に読んでいたが家にて読了。なぜか薬師寺には縁が無くて行ったことがないのだが、是非近々行ってみたい。私も好きな明日香村の奇石などの写真もあってまたふらりと出かけたくなる。最後の土門拳の奥さんのエッセイも良い。酒田市にある土門拳記念館には山形にいる頃一度だけ行ったことがあるが、その頃写真には興味がなく、土門の名前とお寺や仏像の写真で有名な人だ、くらいの認識しかなかったのが今から思うと残念である。是非、もう一度訪ねてみたい。2009/02/15

KG

5
私の行きたい室生寺のことが丁寧に書かれていました。写真も素晴らしい。★42016/03/19

りんご

2
土門拳の古寺を訪ねての第2集。西の京からということで薬師寺から始まる。薬師寺は僕の大好きなお寺の一つです。薬師如来像や聖観音像は最高です2024/05/18

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