出版社内容情報
「仕事から抜け出した自分の時間」の超私的大冒険。
いつか、東京ぐらいへは自分の足で歩いていきたい??。大阪在住の多忙な写真家が、ある夏の朝ふと思い立って出かけた現代版東下り。仕事を中断してカメラ片手に「何かが変わるかもしれない」と大阪の平塚山から京都も名古屋もすっ飛ばし、千葉県の銚子までひたすら足任せの38日。何度も「あほらし! もうやめや!」と呟きつつ、風通しの悪い世の中に怒る旅を文と写真で綴る五十代感覚的けじめ紀行。(解説・大木一史)
内容説明
いつか、東京ぐらいへは自分の足で歩いていきたい―。大阪在住の多忙な写真家が、ある夏の朝ふと思い立って出かけた現代版東下り。仕事を中断してカメラ片手に「何かが変わるかもしれない」と大阪の帝塚山から京都も名古屋もすっ飛ばし、千葉県の銚子までひたすら足任せの38日。何度も「あほらし!もうやめや!」と呟きつつ、風通しの悪い世の中に怒る旅を文と写真で綴る五十代感覚的けじめ紀行。
目次
少し面倒なゲーム―大阪
ヒコーキとかげろうの道―奈良へ
サヨウナラなら奈良―奈良
夜歩く―加茂、笠置
ザ・野宿―笠置
ダイヤルMを回せ―伊賀上野へ
漂泊の思いやまず―上野
タヌキ―伊賀
やさしさの行く手―長野峠、榊原温泉
十五の夏に捨てた町―津〔ほか〕
著者等紹介
糸川燿史[イトカワヨウシ]
1934(昭和9)年三重県生まれ。1950年より大阪在住。写真家
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