小学館文庫<br> ぼくの出会ったアラスカ

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小学館文庫
ぼくの出会ったアラスカ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094111934
  • NDC分類 295.394
  • Cコード C0172

出版社内容情報

人との出会いが、星野道夫のアラスカをより深く輝かせた

 アラスカに魅せられ、20年にわたりその大自然と動物たち、その土地に生きる人々を撮り続けた写真家・星野道夫。不慮の事故による急逝後も、彼の写真と文章は見る人に変わらぬ感動を与え、新たなファンを増やし続けている。星野は、自然に身をゆだねて生きるさまざまな人々との出会いによって、アラスカという大地をより深く知り、愛するようになっていった。野生動物や風景など、壮大な四季の巡りをとらえた作品90点と、友との交流を描いた文章を編んだ“アラスカ交友録”。星野道夫の生きた〈アラスカ〉が心に響いてくる写文集。★文庫オリジナル

内容説明

―アラスカの美しい自然は、さまざまな人間の物語があるからこそ、より深い輝きを秘めている。二十年にわたり、アラスカの大自然と、そこに生きる人々を撮りつづけた写真家・星野道夫。彼は、自然に身をゆだねて生きる人々との出会いによって、アラスカをより深く知り、愛するようになっていった。野生動物や風景など壮大な四季の巡りを捉えた写真九十点と、友との交流を描いた文章によるアラスカ交遊録。星野道夫の生きた〈アラスカ〉が心に響いてくる写文集。巻末に妻・星野直子氏が回想する書き下ろしエッセイを収載。

目次

アラスカとの出会い
第1章 春―大地の温もり
第2章 夏―白夜の陽光
第3章 原始の森・豊饒の海
第4章 秋―黄葉の調べ
第5章 冬―氷雪の世界
早春のフェアバンクスにて想う(星野直子)

著者等紹介

星野道夫[ホシノミチオ]
1952~96年。千葉県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、動物写真家・田中光常に師事。1978年から四年間アラスカ大学野生動物管理学部に学ぶ。以後、アラスカの自然と野生動物、そこに生きる人々をテーマに撮影を続け国内外の雑誌・書籍に作品を発表。96年、ロシア・カムチャツカ半島で取材中、ヒグマに襲われて死去
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

325
まず何よりも写真に切り取られた花々の鮮やかさと色が美しい。例えば春のワスレナグサ、晩秋のベアベリー。次に、こんな極冠の地で生きる動物たちの生きる姿が健気で、そこには崇高な美しさがある。そして、様々な人たちの描写(写真も文章も)に心打たれる。これは、星野道夫がアラスカから私たちに送ってきた貴重な貴重な手紙だ。この圧倒的なまでの自然は、まさに彼が言うように宇宙に繋がっているのだろう。春の訪れをを待ち望み、白夜の夏と急速にやって来る秋、そしてアラスカがその本当の姿を見せる冬。星野は今もそのサイクルにいるのだ。2016/11/29

SJW

174
星野さんの作品3作品目。四季ごとに章がまとめられており、その間に森と海の章も設けられている。当初は動物が多かったが、動物、植物、海、山、川、湖、オーロラ、人々とより幅広い被写体と変わってきている。テーマは「人と自然」と星野さんが綴っていたとおりで、文章も含みがあったり、詩的な表現だったり、哲学的だったりと初めの頃と比べるとても変わったと思う。星野さんのお話しを聴き、星野さんの作品を分かったつもりでいたがとんでもなかった。その後に大きく変わっていた。お子さんができたことも影響されたと直子さんが巻末に書かれて2017/11/02

kinkin

93
2004年発行ぼくのの出会ったアラスカ 1996年ヒグマに襲われ亡くなった星野道夫さん。 アラスカについてエッセイとアラスカの自然を切り取った 写真で構成されている。厳しい自然の一方で彼の写した風景は とても美しい。当時より温暖化は進み、多くの生物が 急激な減少をしていると聞いたことがある。。これも彼がみたらきっと嘆いただろう。2025/04/05

常磐条

43
(引用)「植物にも魂があるのかな?」 「当たり前さ……薬草を採りにゆく時、自分が本当にきれいにならないと、薬草が自分を見つけてくれないんだ……子どもの頃、おばあさんに何度もそのことを言い聞かされた」 (中略) 私たちは早春の森をさらに歩いていった。あたりは新しい生命の気配に満ちていた。 “木も、岩も、風さえも、魂をもって、じっと人間を見据えている” ぼくは、まるでひとつの生命体のような森の中で、いつか聞いた、インディアンの神話の一節を、ふと思い出していた。2016/03/06

mukimi

39
心洗われる人たちとの出会いと壮大な景色、逞しい生き物たち。なんども繰り返し開きたい本になった。まっすぐなひととなりと冒険心と丈夫な心とが人生をどこまでも豊かにしてくれることに気付く。私は人生のto doリストというスタンプラリーを全部押して回るためにあくせくしているような気がときどきする。エスキモーや筆者の様に自由には生きれないけれど、遠い地で生きるありのままの命に想いを馳せ、今だから感じられることを体いっぱいに感じて生きていきたいと思った。筆者は旅のラゴスみたいな方なのかなと思った。2016/11/30

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