出版社内容情報
アロマテラピー(芳香療法)を知っていますか? 「香りによる癒し」が近ごろ大ブームです。
「アロマテラピーについて学んだのは12年前のこと。香りに秘められた力をみた思いがしました。そのうち、香りの怖さも知ることになり、その奥深さに、たじろいだものです。癒しを求める人々の、香りへの関心が高まり出した今、20年の香りの世界でみたものを、調香師としての立場で何が語れるのか、私の知り得た範囲のことを書いてみようと思ったのです。」(著者)。香りを知り、香りを生活に取り入れて快適に暮らすための最適の一冊。
目次
香りと芳香療法の歴史
嗅覚について
香りの効用
精油とは
精油の抗菌作用
精油の抽出方法
精油の使用法
主な精油―40種(安息香―ベンゾイン;イランイラン;カモミール;カルダモン;ガルバナム ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
19
香りと芳香療法の歴史、嗅覚について、香りの効用…著者の造詣の深さに驚かされます、習俗や宗教とのかかわりやら、歴史上のエピソードやら、初めて知ることも多く興味深く読みました。アロマテラピーブームのさきがけ的な本です。2016/01/29
nobara
4
30年近く前にこの方の書かれたポプリの本を読み、今、アロマテラピーなどについて書かれた本書を読みました。私自身はアロマテラピーを実践するつもりはないけど、ポプリ作りのためにハーブを育てているので、それらのハーブの使い方の良い参考になりました。それと、バラの本では判らなかったことだけど、ブルガリアローズよりもガリカ系の方が乾かした時に香りが残るってのは、この本の一番の収穫です。2010/12/04
かおる
0
非常にわかりやすい香りに関する記述2017/04/30